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僕にとってのロールモデル:カッコよさ

【 自己紹介 】

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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、600日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

毎日ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。

法律に関する記事は既にたくさん書いていますので、興味のある方は、こちらにテーマ別で整理していますので、興味のあるテーマを選んでご覧ください。

【 今日のトピック:僕の憧れ 】

僕は平成2年生まれで、31歳です。

平成2年生まれの僕が、どんな人生を歩んできたかというと、

・物心がついたら既に冷戦は終わっていて

・バブルもはじけていて、日本は失われた10年真っ只中で、テレビを見れば「不況だ不況だ」とはやしたてられていて

・11歳の頃に9.11が起きて、時代が対テロ戦争に変わり、

・小泉政権下で少し景気は良くなった(というか、自由化によって貧富の差が広がった)

・と思ったら、民主党政権でデフレが固定化し、

・と同時に、iPhoneが急速に普及し、スマホとインターネットの革命に20代はさらされていた

・30代に突入した途端にコロナに襲われた

・元々安定した未来は見えていなかったけれども、コロナによって将来の不安定を現実的に突きつけられた

こんな感じです。

経済の面でいえば、基本的に日本はずっと不景気で、20歳頃から始まった民主党政権下のデフレによって、財布の紐はめちゃくちゃ固くしてきました。

コロナによって消費は落ち込み、さらに不景気は加速しました。

平成2年生まれの僕は、こんな感じで生きてきました。

こういう不景気時代を生き抜いてくると、「お金が何よりも大切」と思ってしまいがちです。実際に、そんな人もたくさんいると思いますが、しかし、よくよく考えていくと、デフレによって、食料品や日用品の価格も下げ止まっていて、最低限生きていくのに必要な生活費は、非常に安く収まっています。

だから、お金は生きていく上で大切かもしれませんが、そんなにたくさんお金がなくても、豊かな生活を送ることができる、と、僕の経験に裏打ちされています。

不景気だー、デフレだー、と物心ついてからずっとテレビが言ってきましたが、だからといって、僕は死にませんでした。

長年にわたる不景気とデフレによって、この日本は、これまでの世界の歴史上、間違いなく最高レベルで、高品質・低価格の商品が販売されています。

豊かな生活を、低価格で送ることができる日本において、お金を稼ぐ意味とは・・・?

と僕は考えてしまうようになってしまいました。

で、タイトルの「ロールモデル」の話に移りますが、僕がある程度大人になった後に世界を席巻した有名人といえば、やっぱり、GAFAの各創業者たちだと思います。

Googleは、検索エンジン及び広告の歴史を変えましたし、Amazonは小売の構造を根本から変革し、Facebookは、インターネットの公式アカウントをひとりひとりに付与しましたし、Appleは、iPhoneによってすべての人々の手のひらに高品質コンピュータを提供し、生活を一気に変えました。

この創業者たちは、全員アメリカ人ですが、日本人の僕にも、その出で立ちは大きな影響を与えています。

特に、Facebook創業者のザッカーバーグや、Appleのジョブズは、巨万の富を得ているにもかかわらず、Tシャツにジーンズというファッションで、その姿は、「物質的な豊かさを求めても仕方ないよね」という考えを、見る人々に突きつけました。

巨万の富を得ていても、質素で地味な生活を送り、自分の好きな仕事に邁進する。

それが、僕の憧れる1つのロールモデルです。

ただ、それとは真逆の方向のロールモデルがあって、それが、いわゆる「金持ちYouTuber」です。

この5年くらいで、YouTuberの影響力が非常に大きくなりました。

そのYouTuberたちのうち、特に参入が早かった人たちは、ものすごい広告収入を手に入れ、その広告収入を元手に、贅を尽くした動画を繰り広げるようになりました。

こういった、ザッカーバーグやジョブズとは真逆に、金銭的な豊かさを、いわば「ひけらかす」のも、1つのロールモデルとなっています。

失われた10年(20年)を生きてきた僕らにとって、金銭的な豊かさをひけらかす、「バブリーな」世界は、おじさんたちが経験したもので、知らない世界でした。

それが、2010年以降のスマートフォン革命によって、マスコミに独占されていた動画発信を、誰でもできるようになり(いわば「民主化」され)、それによって、バブリーを誰しもスマホで見ることができるようになりました。

やっぱり、たくさんお金を使って贅沢に暮らすことも、僕にとっては憧れの対象のようです。

ただ、こういった贅を尽くした動画を提供しているYouTuberも、じゃあ、本当に金銭的な豊かさが自分の幸せとなっているかというと、実はそうではなく、いくらでも高い料理を食べられるにもかかわらず、安くておいしい食料品を食べながら、自分の好きな方へ突き進むのが、本当の姿だったりします。

こういう風に世の中を捉えている僕にとって、結局何を「カッコいい」と思うかというと、やっぱり、金銭的な豊かさよりも、毎月の生活費を抑えて、安くておいしいものを食べながら好きなことをしている、というのが「カッコいい」んです。

自分の生活水準を上げることよりも、自分の生活水準をあげずに、かといって、預金残高を増やすのではなく、そのお金は、自分の好きなこと、そして、何よりも、自分の好きな「人」に使う。

それが、僕の思う「カッコいい」です。

ただ、これは慈善ではありません。

慈善だと長続きしないので、僕にとっては、「本気(マジ)」ではありません。

本当に好きなことをしたい・好きな人に役立ちたいのなら、売上の問題にきちんと向き合う必要があります。

それが、やっぱり、いちばん「カッコいい」

目の前の売上を確保し、好きなことをする。

好きな人の役に立つ。

愛される。

これがいちばん「カッコいい」と、僕は思います。

稼いだお金を自分に使うのは、カッコよくない。

自分が生きるのにお金が必要なのもわかっていますし、そこを削ろうと思っているわけでもありません。

ただ、「何かあったときのため」と、抽象的な不安にさいなまれて、預金残高を増やし続けることにも興味はありません。

僕にとっての「カッコいい」は、売上をあげながら、世のため人のために尽くす。

それが同時に、自分の「好きなこと」になっている。

これが僕のロールモデル=「カッコいい」です。

それではまた明日!・・・↓

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