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集中力を維持できる時間には限界があるし、集中力を取り戻すには休養が必要

【 自己紹介 】

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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、600日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。

毎日ご覧くださってありがとうございます。本当に励みになっています。

法律に関する記事は既にたくさん書いていますので、興味のある方は、こちらにテーマ別で整理していますので、興味のあるテーマを選んでご覧ください。

【 今日のトピック:集中力 】

僕は今公務員として働いていますが、僕の定時は午後5時15分です。

午後5時15分になったら終業を告げるチャイムが鳴ります。チャイムが鳴る職場は初めてだったので、最初は少し「おお」と思いましたが、今は慣れました。

チャイムで定時を知らせてくれると帰りやすいので助かっています。

特に今の時代は、長時間労働を悪者扱いしてくれているので、定時で帰ることに対して後ろ指を差されることもありません。

定時で帰ることに対して後ろ指を差すのは、今の時代ではタブーで、この傾向は公務員で顕著です。

公務員って、本当に特殊だと僕は思っていて、それは、自分の給料の源が売上金じゃないことです。

公務員以外のサラリーマンは、すべからく、自分の給料は会社の売上を原資としています。

だから、まあ、労働法によって労働者が法的に守られているとはいっても、売上がゼロだったり著しく売上が少なかったりすれば、自分に給料が支払われるはずもないので、従業員だって売上を得るために頑張らなきゃいけないのです。

労働者の権利を主張するのもいいんですが、売上がなきゃ給料もないんです。

「天下無敵の無一文」という言葉がある通り、会社だって、売上がなければ、法的に従業員に対して給料の支払義務を負っているとしても、払えないんです。

「無い袖は振れない」のです。

だから、従業員は、多少の残業を受け入れてでも、自社の売上のために尽力するわけです。

もちろん、従業員に残業を要求するのは、会社のマネジメントが下手くそであることが責任で、従業員の責任ではありませんが(あくまで、理論的な話です)、とはいえ、「明日までに納品しないと売上がとんじゃう」のであれば、「定時で帰ります」と労働者の権利を行使してもいいんですが、それで売上が確保できなければ、結果的に給料はもらえないわけで、その限りでは、労働者の権利よりも売上を優先せざるを得ないのです。

これが普通の会社員なんですが、これに対し、公務員は「売上を確保する」という概念がありません。

公務員の仕事は、売上どうこうではなく、この社会の平和を維持するために必要なものなんです。

みんなで税金を納めて、その税金を原資に行政が仕事を遂行することで社会の平和を維持し、福祉を増進(弱者を救済)しているわけです。

だから、基本的に、「労働者の権利よりも売上を優先する」という事態は起きません。

そうなると、公務員は、サボろうと思えばいくらでもサボれます。どれだけサボっても、クビ(解雇)になることはありません。

もちろん、無断欠勤が続くとか、税金を横領するとか、そういった場合に懲戒解雇することはできます。

しかし、能力的に劣っていることを理由に解雇することはできません。能力が必要な水準に達していないのであれば、それを必要な水準に達するよう教育するのも上司の仕事だからです。

これに加えて、今は、長時間労働を強要してはぜったいにダメですし、なおかつ、定時退勤を非難するのもご法度です。

そうなると、能力的に劣っていることにより、普通よりもできる仕事量が少ない人が、毎日定時退勤したとしても、それを理由に解雇することはできません。

もちろん、能力的に劣っている人の昇給が遅れるという不利益はあるでしょうが、昇給が遅れるだけで、減給になることはありません。

できる範囲で仕事して、定時退勤することは、その人にとっては全力で仕事しているわけですから、何ら非難される筋合いはありません。

これは、見る人によっては「サボってる」と思う人もいるでしょうが、そう思うのは勝手ですが、この「サボり」を理由に解雇されることはありません。

なんかいろいろと書いてきましたが、結局、僕が言いたいのは、「公務員は、定時出勤・定時退社してりゃいい」ということです。

それで解雇されることはなく、給料は税金が源ですから、売上のために残業することもない。

そして、今日僕がいちばん強調したいのは、タイトルの通り、集中力はいつまでもは続かないし、集中力を取り戻すには十分な休養が必要だということです。

今日僕は、もう少し仕事しようと思ったんですが、どうも集中力が続かないので帰ってきました。

それでいいと思います。集中力が限界を迎えていたのですから、それ以上は集中力が続かず、その状態で仕事を続けても仕事は捗らず、ずるずると時間だけが過ぎ去り、その結果、集中力を取り戻すのに必要な休養の時間も削られてしまいます。

「公務員は定時出勤・定時退社してりゃいい」と書きましたが、僕が見る限り、ほとんどの職員が連日残業しています。

本当にマジメで一生懸命で感服しますし、単純に僕にはできないことを成し遂げていてすごいと思います。

残業は、一面では、残業代の加算によって、より多くの税金を使うことになるので、納税者の皆さんに対する不利益にもなります。

しかし、言わせてください。

ムダな残業なんて誰ひとりしていません。職務が残っているから残業しているんです。残業代目的の残業をするほど、みんなヒマじゃありません。

そんなヒマがあったら、帰宅して休養をとっています。

だから、必要のない残業しているなんてことはありませんが、とはいえ、僕が言いたいのは、集中力が切れた状態で仕事をしても仕事は捗らず、その結果、より長い労働時間が必要となり、そして、そういった通常より長い労働時間によって休養時間が削られ、そうすると、翌日の集中力が低下し、そのせいでこなせる仕事量が減り、また残業を余儀なくされ、休養時間が削られ・・・(以下、無限ループ)

となってしまいます。これは本当によくない。

・集中力は有限

・集中力の回復には休養(時間)が必要

という2つを慢性的に残業する人たちは見逃しちゃっています。

もちろん、集中力をキープできる時間と、集中力の回復に必要な時間は人それぞれです。

だから、より長い時間働ける人がいるでしょうし、逆に、あまり長くは働けない人もいるでしょう。

それは、自分自身が知っておかなきゃいけません。

自分自身が、集中力持続時間と集中力回復時間を把握し、その時間に従って仕事を切り上げなきゃいけません。そうしないと、ジリ貧で消耗し、最終的に潰れてしまいます。

うつ病を患った僕のように。

ちなみに僕は、集中力持続時間はマックスでも1日8時間で、それ以外の時間(16時間)をきちんと家で過ごし、睡眠時間を8時間確保しないと、集中力は回復しません(笑)。

だから、通勤時間も、もったいないんです。通勤時間を限界まで圧縮し、休養時間を最大化しつつ、定時出勤・定時退社を可能な限り実現する。

それが僕の生き方です。

売上を気にしない公務員になれてよかったです。

また民間に戻ったら、売上のために残業を余儀なくしなきゃいけないこともあるでしょうが、その際は仕方ないですね。

とはいえ、その場合も全力で残業は回避します(笑)。そのために昼間全力で仕事しますし、効率化を極限まで進めます(笑)。

それではまた明日!・・・↓

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