幸せになる方法は、ちゃんと本に書いてある
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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、900日以上毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。
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【 今日のトピック:幸せになる方法 】
かつての僕は、「幸せになりたい」と考えたこともありませんでした。
だからといって、不幸だったかというと、そうでもないと思います。
というか、「幸せ」というものが存在することすら知りませんでした。
しかし、どうやら、「幸せ」というものがこの世には存在するようです。
そして、他ならぬ自分自身が「幸せ」を味わうことができるらしいです。
確かに、「幸せは人それぞれ」なのですが、「幸せは人それぞれ」だけ知っていても、幸せはやってきません。
「幸せは人それぞれ」かもしれませんが、ただ普通に生きていても幸せが向こうからやってくるわけではありません。
じゃあ、「幸せはつかみ取るもの!」かというと、そうでもなかったりします。
幸せは、努力すればつかみ取れるものでもありません。かといって、才能に左右されるものでもありません。
なぜなら、「幸せ」って、感情だからです。
幸せが感情だとしたら、感情を味わう方法って、定型化しづらそうです。誰にも共通する「感情の抱き方」なんて、なんともまあ、胡散臭そうです笑
感情って、理性とは別の部分で味わうので、知識を手に入れても仕方ありません。
じゃあ、ひたすら「幸せという感情」が向こうからやってくるのを待っとけばいいのでしょうか(ま、それもアリでしょう)。
そもそも、感情も、脳のプログラムです。
こんな言い方はアレですが、現代科学は、心の動きであっても、進化の産物であるという知見にたどり着いています。
つまり、感情も、アルゴリズムなんです。
もちろん、感情がアルゴリズムであるとはいえ、理性でつかさどることはできません。理性で制御できないからこそ、感情です。
だから、知識が即座に幸せにつながることはありません。
でも、幸せがアルゴリズムだとしたら、幸せが起こる仕組みを知ることはできて、幸せが起き上がる状態に自分を仕向けることはできます(とはいえ、実際に味わえるかどうかはわかりませんが笑)。
いろいろ書いてきましたが、「じゃあ、どうやったら幸せになれるか教えてくれ!」という話ですよね笑
えっと、僕が知っている本の中で、幸せになる方法について書かれているのは、↓の2つです。
『幸福の資本論』は、幸せになる前提条件を揃える方法について書かれています。
自分の持っているお金、労働力、人間関係を、「金融資本・人的資本・社会資本」というふうに言い換えて、それをどのように駆使して幸せの前提条件を揃えるか、ということが書かれています。
で、『嫌われる勇気』は、「幸せ」の正体、そして、どうやったら「幸せ」にたどり着けるか、そういったことが書かれています。
それぞれの本の概要を説明したいのですが、一言では語りつくせません。
というか、この2つを合わせて読むと、「社会資本(人間関係)」こそ、幸せを味わうためには不可欠なことが見えてきます。
『幸福の資本論』では、金融資本・人的資本・社会資本のいずれも失っている状態が「貧困」であると書かれていて、この3つのうち、少なくともどれかを備えておくことが、幸せになるための最低条件で、2つ備えているとイイ感じで、3つ揃えていたら「超充」といって、めちゃくちゃイイ感じらしいです。
ただ、あくまで、「資本3つを揃えたら幸せになれる」という話ではなくて、この3つを揃えたら幸せになれる条件が揃ってくるという話です。
必要条件であって、十分条件でないということです。
『嫌われる勇気』には、『幸福の資本論』には書かれていない、幸せの十分条件が書かれています。
「こうすれば幸せになれるよ」と、『嫌われる勇気』には明確に書かれていて、端的に言えば、「信頼できる誰かとの人間関係の中で、自分の存在そのものが役に立っていると感じること」です。
自分が何かして、その行為が役に立ったのではなく、自分の存在そのものが相手に貢献できている感覚が「幸せ」の正体だと説明されています。
まあ、「幸せは人それぞれ」なので、誰しもこの見解に従う必要はないと思いますが、僕はこの説にとても共感しています。
で、タイトルに戻りますが、こんな感じで、幸せの必要条件や十分条件は、本に書かれているんです。
幸せはアルゴリズムだからこそ、懇切丁寧に文章で説明することができます。
幸せという感情を手に入れる方法を、知識として仕入れることができます。知識があるからといって幸せになれるかどうかは別ですが、幸せに近づきやすくはなるでしょう。
「幸せに近づく」というのは、人生が豊かになるということです。
幸せな人生(豊かな人生)というのは、とても素晴らしいものです。
苦しまないわけではありませんが、温かい気持ちがあふれてきます。その感覚は、味わえるものなら味わったほうがいいです。
幸せな人生は、苦しみと無縁ではありませんが、苦しみを和らげる手段も手に入れることができています(そもそも、苦しみを味わいにくくもなっています)。
知識が幸せに直結するもんじゃありませんが、幸せについて語った素晴らしい書籍が、いつでも図書館で借りて読めるので、読んで予備知識を手に入れておいたほうがいいなと今日は思いました。
それではまた明日!・・・↓
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