親がわからないって、どんな感じなのでしょうか・・・続き
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このブログでは、2019年7月にうつ病を発症し、それをきっかけに同年12月からブログを始めて、それ以降、900日以上(ほぼ)毎日ブログ更新してきた、しがないサラリーマン弁護士である僕が、日々考えていることを綴っています。
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【 今日のトピック:親がわからない 】
今日は昨日のブログの続きです。昨日のブログを読んだ後に、今日のブログをご覧頂くとわかりやすいと思います。
さて、続きを始めます。昨日のブログは、「親がわからない子ども」の立場を想像してみてください、というところで話が終わっていました。
いちど、みなさんも想像してみてほしいです。きっと、このブログを読まれている方々は、自分の親がどんな人か知っている人が大半だと思います。
自分の親が、どんな顔で、どんな体格で、どんな声でどんなふうに話すのか、好きな食べ物は何で、仕事は何をしていて・・・。
親がわからないと、こんなことも知ることができません。
親がわかっていると、「私の目が一重なのは、お母さんもお父さんも一重だからなんだよ!もう、あんな親のもとに生まれたくなかった!」と思えますが、親がわからないと、こんなことも思えません。
「私の声はお父さんに似たんだな」とか「お父さんもお母さんも高卒なのに、私は結構勉強できるのはどうしてだろう。どちらにも似なかったな」とか。
親がわからないと、こんな素朴な出来事すら、体験できないままです。
もちろん、親がわからないからといって、その子どもの人生が不幸とは限りません。
いろんな人に支えられて、幸せを味わうことはできるでしょう。
とはいえ、心に大きな大きな「ぽっかり穴」があるような気がしてならないのです。想像すればするほど、この穴は大きくて深くて暗くて、どこまでもどこまでも続いていくような感じがします。
想像してみてください。親がわからない人生を。
自分という存在は、父親(精子)と母親(卵子・妊娠・出産)の双方がなければ誕生しなかったのです。その父親と母親は、自分と同じ人間です。
なのに、どこの誰かわからない。想像すればするほど、この「ぽっかり穴」がこわくてこわくて仕方なくなってきます。
「置き去りにした親にも理由があるはず」と書きましたが、僕としては、置き去りを回避する手段を、考えてほしかったです。
親は親で、今までの人生で、いろんな傷つきがあったんだと思います。人を信じられなくなる経験をたくさんされてきたのでしょう。
それでもやっぱり、誰かに相談してほしかったです。役所の人間から言わせれば、役所に相談してほしかったです。
世の中には、あなたが知らない知識がたくさんあって、それを使えば、置き去りを回避できたかもしれません。
世界のほんの一部だけしか知らないのに、知らないことに気づかず、子どもを置き去りにしてしまい、そして、子どもに「ぽっかり穴」を背負わせる。
それは、やめてほしかったです。「置き去りしかない」との判断は、本当に正解だったのでしょうか。
「どうせ頭悪いから、考えてもわからない」のだとしても、そのせいで子どもに背負わせる「ぽっかり穴」が、あまりにも深くて大きくて暗すぎます。
あなたが知らない「いいアイデア」が、きっとあるはずです。プロに相談してみてください。
このブログを読んでしまった後に、子どもを置き去りにしてしまうと、あなたは、一生、罪悪感にさいなまれることになります。
置き去りにした子どもは、どこかの児童相談所に保護されるでしょうが、その子どもがどこにいるか、置き去りにしたあなたが知る由もありません。
元気でいるか確認もできないまま、あなたは、「親を知らない人生を押し付けてしまった」という罪悪感に一生苦しむことになります。
謝罪しようにも、子どもがどこにいるかわかりません。
この罪悪感は、苦しいですよ。本当に、苦しい。
だったら、最初から置き去りになんかしなければいいです。置き去りは、子どもと親の双方にとって、あまりにも代償が大きいです。
回避する方法を、役所と一緒に考えてみてほしいです。
心からのお願いでした。
それではまた明日!・・・↓
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昨日のブログはこちら↓
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