自意識と自衛の狭間で
過去告白して振られた人からご飯に誘われた。
長く会っていないうえに、そこまで仲良くない。
社交辞令かと思いきや結構真剣に誘ってくれている。
そんなことがあり、私はまず一旦喜んだ。
ずっと顔が好みで趣味も似ていて話が面白い人だから。興味を持たれるて純粋に嬉しかった。
次に考えた。
「…ワンチャン狙われてる??」
なんとも品のない話かもしれないけど、そんな私(と友人)の悩みを聞いてほしい。
20代になって急に増えた、「付き合ってると思ってたのにセフレだった」とか「友達だったのに…」とか「嫌がったのに聞いてくれなくて…」という話。
私は貞操観念バリカタ&プライドカタカタなので、付き合う前に手出しても大丈夫な女認定されてる時点で、何だこの男くっそキモイな??と思ってしまう。(急に口が悪くてごめんなさい)
ただ、いざ力尽くで進められたら女の力では敵わない。
そしてあまり強めの男性が得意ではないため、怖くて黙るしかなくなると思う。
女の子としてずっと叩き込まれてきた「自衛」
小さい頃から、「力じゃ敵わないんだから!」「性的対象(当時はもっとマイルドな言葉だったが)で見られることもあるんだよ!」と何度も言い聞かされた。
※ここで性差別みたいなことを言い出すと話が進まないのと、現に男性による女の子の誘拐や犯罪は逆より多いため、一旦これが正しいという体で進めさせていただきます。
そうして染み付いた自衛本能。
今回の場合はあまりにその条件が整いすぎてるような気がした。
同時に浮かぶ「自意識過剰じゃない?」という気持ち。
これがほんっっっっとうに難しい。世の女性はどうしてるの?
自意識過剰だと思ってご飯に行ってプチ危ない目にあったこともある。
2人でご飯に行ってる時点で同意とみなす人もいることも知ってる。
だから毎回とっても慎重になってしまう。
初めての2人でのご飯はボディタッチしないとか、夜遅くまで残らないとか、些細なことだけど女の子にとっては大切なこと…だと思っている。
もちろん何もなかったことの方が多い。
でもね、一度でもそういう目に遭うとそういう話を聞くと、気を抜けないの。
女性はリスクが大きすぎる。
私が慎重すぎるのかな。
結局この人とは食事に行ったんだけど、そのお話はまた次に書きます。
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