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考えが及ばないからって何を言ってもいいわけじゃない。


言ってほしいことを言ってくれる人、してほしいことをしてくれる人が思いやりのある人だと思ってた。

でも言ってほしくないことを言わない人の方が素敵なんじゃないか。


好きだった人は何にも考えずに思ったことを言葉にする人だった。それで傷ついたことも沢山ある。深読みして不安になったことも数えきれないほどある。

その度に、彼には他意はないんだと言い聞かせることで許せてきた。

別れ話をされたときも彼の一言ですごく傷ついた。別れ話のショックよりすごくすごくダメージが大きかった。

私が最後に我慢できなくなったのはこれ。

彼なりに私を大切にしてくれたのかもしれないけど、言ってほしくない言い方をされてきた。

言葉ひとつで人がこんなに傷つくということを知らずに生きているなら、それはもう好きではいられないかもしれない。

沢山ある彼の好きなところがこのひとつで、全て崩れていった。


別れ話から別れるまでの間いろんなことを考えた。
人としての魅力、考えの違い、それでも好きだと思う自分の気持ち、全部何度も考えて別れを受け入れる頃には好きじゃなくなっていた。

坂道を転がる石ころのように。歯止めが効かず今はもう興味もないところまで来てしまった。

傷つけてくる人とは一緒にいてはいけないんだと踏ん切りがついた。


別れ話をされたあと、「考えられないからって何を言ってもいいわけじゃない」と友人がずっと言っていたことを思い出し、ああこれか、と納得した。

考えが及ばないことを免罪符にされていたんだ。


思いやりもあった、彼の優しさも感じていた。
それでも許したくないという私の気持ちを優先した。

きっと早く気がつけてよかったんだ。長く付き合えばもっと麻痺していただろう。

もっともっといい人が私の人生には待っているから、次はもっともっと幸せになれる人とお付き合いするんだ。

幸せになるために生きている、絶対に大丈夫。


そしてここからはちょっとした近況報告です!

別れてからいろいろな縁があって真剣にヨガを学びはじめました。
体を動かすというよりは瞑想や呼吸が中心のヨガで、年内には講師の資格が取れる予定です。

そのことも発信していければいいなと考えていまふが、まずは資格勉強頑張る!!
応援してね。笑

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