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今月の10冊 その2 「なぜ「戦略」で差がつくのか。」

こんばんは。
毎日更新40日目。今年の目標の一つとして「毎月10冊本を読む」と決めたので読んだ本の内容を、記録として残しておきたいと思います。2冊目。
(書くことがない時の助けにもなる!)

今日は「なぜ「戦略」で差がつくのか。」音部大輔 について。

P&G ユニリーバ 日産 資生堂各社でマーケティング部門を教育し指導してきた著者が「戦略」とは何なのか。「戦略」を構成する要素は「目的」と「資源」のたったふたつであると解説してくれています。

「戦略」の概念を定義し、考えるための道具として体得するための解説書です。
ただし、むちゃくちゃ難しい…。輪郭を捉えるので精一杯です。
ですが、頑張ってまとめてみたいと思います。よろしくお願いします。

「戦略」って簡単に使われるけど、そもそも何よ?

寝ても覚めても「戦略」「戦略」ってあちこちで聞きますけど、意味を理解して使えてますか?たぶん多くの場合が「計画」「目的」「ヴィジョン・理念」「方針」とその辺りのイメージを持たれていることだと思います。
そんな曖昧なイメージの「戦略」をちゃんと定義づけて出発するところから始まります。

「戦略は計画なのか」
「戦略は目的なのか」
「戦略はヴィジョンや理念なのか」
「戦略は方針なのか」

一つづつ丁寧に分析して解説が進む中、一つの答えを導き出します。

「ビジョン・理念」
 ↓
「目的」
 ↓
「戦略」「方針」
 ↓
「計画」

「戦略とは計画よりも上位の概念であり、ビジョンや理念の追求を助けるための選択的方針である」

考えるひとの立場や、状況、状態に応じて解釈の仕方が変わってしまいがちな「戦略」という概念をこうやって、定義づけて一つの場所にピン留めする作業がとても役に立つと改めて感じました。迷いが一つ減りました。

なぜ「戦略」が必要なのか

「戦略」が必要な理由は以下の通り
①達成すべき「目的」があるからー当然ですね。目的があるからこそ全ての行動に動機があって、目的に向かって意思決定できるわけです。

②資源に限りがあるからーどれだけ使い込んでも減らない資金があれば、「戦略的」に考えて行動する必要はありませんね。優秀な人材が湧いて出てくる。使える時間も無限にある。経済活動に必要なあらゆる資源に限りがあって、それをどれだけ有効に意味のある使い方にするか、その意思決定にこそ「戦略」が必要だと言う訳です。

もうこの本で著者が伝えたいことは、この2点だけ。

あとは「目的」と「資源」について詳しく詳しく、深く考えていく作業を本を読みながら体験していく訳ですが、ここからがかなり難しい。

ただしこの2点だけでも抑えておけば、いろんな会議やビジネスシーンで間違った方向へ進まなくなると思います。

ここから先の「目的」についてと、「資源」については、ここで要約できるまで噛み砕くには僕の能力では、もっと時間がかかりますのでこの辺で勘弁してください。興味のある方はぜひご一読ください。

目的については以前書きましたのでよろしければこちらで↓

では今日も一日お疲れ様でした。
また明日もいい1日にしましょう。

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