タムラ函

わたしは自宅で考える。

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最近の記事

6月ある日

昨夜は気温が下がりきらず、久しぶりに寝苦しい夜の気配を感じた。 ああ夏の夜だなと思い出す。 一昨日までは毛布を二枚必要としていて、6月ってこんな感じだったっけと思っていたほどだったのに。 朝起きて体重計に乗ると、週末小麦粉を気の赴くままに食べたのが戻りつつあって安心する。 人には求めないが、私は私の外見の自分軸の美醜にまだまだ拘っていたい。 昨日スーパーで買った値引きされた弁当の中身を弁当箱に移す。 通勤時には20度まで上がり、湿度が高く空気が重たい。 むわっと漂う栗の花

    • 6月ある日

      昨日、久しぶりにinstagramを更新した。 先週末にお好み焼きが食べたい衝動に駆られ、大阪に住んでいた頃の情景を思い出し、ひとまず衝動を宥めようと休憩時間にとととと書き連ねた。 くだらないなあと愛おしみながら投稿すると、フォロワーである友人の面々からいいリアクションが得られる。 え、こっち方向がウケるんだと意外な感触。 懐古主義の私は、エモーションで自家発電しているようだ。 その後、文章を書いて発信したぞという達成感に包まれながらピンときた。 わたし、おもろくてか

      • 6月ある日

        歯痛が治ったかもしれない。 恐る恐る上下の歯をカチカチと噛み合わせては、響くような痛みがないことを確認して、代わりにじわじわと喜びが湧いてくる。 咄嗟にくしゃみをして奥歯をガツンと噛み合わせても、涙が出るような激痛が走らない。 心に春が来たようだ。よく噛むことがもはやアイデンティティの私が戻ってきた! 体調不良は一週間様子を見ると落ち着くんだな。また人生を学んでしまった。 かと思えば口唇ヘルペスの気配。何なんだ。大体において口腔トラブルに見舞われている我が人生。 上司が

        • 6月ある日

          昨日はついに風呂に入らずに寝た。 酷くよっぱらていない限り、シャワーも浴びずに寝ると言うことはまず選択肢に無い。 歯の痛さが全身に悪影響を及ぼしている。 この歯の痛みは経験した事のある人にしかわからない、何とも独特の辛さがあると思う。 まずはが痛い、というと=虫歯=怠惰な生活のせい、と言うようなメイワクな連想ゲームに巻き取られがちだ。 歯が痛むのは何も虫歯だけでは無いのだよと優しく諭して6時間だけでもいいから味わってみてくれと恨めしく思ってしまう。性格すら歪ませるのだ。

          6月ある日

          2日間日記をサボった。 直接の原因は酒を飲みすぎたこと、その根源は歯が痛いこと。 そう、歯が痛くて気分が低迷する。 しかもあろうことか、少しでもマシになったかと思おうと確かめるようにモノを噛んでやっぱり痛い、と落ち込んでいる。自分でもどうかしていると思う。 金曜日は、上司不在最終日で、ひとまずは無事に一週間を終えたと言うことでビールが飲みたいしずっとお好み焼きが食べたくて、 何なら大阪時代には駅前には当然のようにあった持ち帰りのたこ焼き屋・お好み焼き屋がこちらに来てめっき

          6月ある日

          6月ある日

          朝起きて、ジワジワと奥歯が痛い。 これが!正真正銘の!!食いしばりのやつだ!!!と記憶にある痛み方を思い出す。 上下の歯が合わさるたびに違和感がある。カツカツと歯を弾くと沁みるような痛さが広がる。では、じゃあここ2、3日の、頭部にまで広がっていた痛みの原因はなんだったんだ。耳の裏のリンパが腫れている。 止めておけばいいのに痛みを確かめるように朝食を摂る。 長袖のヒートテックに薄手のカーディガン、さらに薄手の上着を二枚着て出社。6月ってこんなもんだったっけなと思いながら重い

          6月ある日

          昨夜はロキソニンと睡眠導入剤を飲んで就寝。 しかし全く効かず、朦朧とした意識で追いロキソニンをする。胃が丈夫でよかった。 結局効かず、夜中何度も唸りながらベッドの上をごろごろとのたうち回った。(not寝返り) そんなだから寝起きは最悪で、おまけに浮腫んでいる。眠気と引き続きの痛みで好きな人に弱気のメッセージを送る。 それでも出社すればそれなりに体制が整い、弱気いかんいかんと思い直し、謝罪の一報を入れる。 弱いところはできるだけ誰にも見せたくない。昔から可哀想と言われること

          6月ある日

          6月ある日

          歯が痛い。 季節の変わり目の恒例症状食いしばりかと思ったけれど、歯自体を触っても痛くない。 虫歯か?ではこの間の定期検診はなんだったんだと沸々と怒りながら、頭まで痛くなってきたのでロキソニンをヨボヨボ飲み込んでぐったりと眠りについた。 朝、9℃。 9℃はさすがにセーターを着るべきだろうと思いTシャツの上から着て出社するも、周りは半袖ばかりだった。 先週からクールビズが始まった。そもそも6月にセーターって着ていいのだろうか。 午後になりようやく脱ぐが、帰り道にはまた着た。 こ

          6月ある日

          6月ある日

          昨日から今日にかけてよく寝た。 8時間くらいしか活動していなんじゃないか。 寝ている間の食いしばりがきつく、目がさめる。歯が痛むのか、咽頭が痛いのかわからない。とにかくだるい。 週末の旅行のお礼をしあうなどして、不参加だった人には土産を配る。いずれも気恥ずかしい。この照れ臭さまでが旅行なのか。 今週は上司が出張で不在。そんな週の1日目。 仕事量は少なく、度々、この世から消える妄想をしながら仕事を終わらせる。 妄想の種類の不穏さはさておき(自分では結構心安らぐ)、意識がす

          6月ある日

          6月ある日

          昨夜は22時に就寝、8時に一度目が覚めるも、謎の筋肉痛のせいかぐったりとしていて喉も痛い。 雨が降っている。 明日から一週間は上司が不在で、何がなんでも出勤しなければならないので恐々としながら、昨日金沢駅で買ったのどぐろの柿の葉寿司を食べ、もう一度眠る。 15時に起き出し、だいぶ回復したと確信を得る。 かなり久しぶりの純粋な休日。 部屋から出なくてもいいかと思ったが、今日までの展示と今日からの展示を見に1時間だけと思い出かける。 2年をかけてひらがなの字体を作る文字

          6月ある日

          6月1日

          会社の旅行で2日間金沢に行ってきた。 能登半島地震の復興支援を兼ねた行き先決定だった。 半年前に決定し、会社主催の旅行なんて本当にあるのかと思って夢のようだったけど、その日は無事に来たのだった。 初めての金沢。初めての日本海は、天気が悪くうっすら遠くに見えただけだった。 朝7:45に会社を出発。バスが発車するとともに缶ビールが開く音が車中の方々でする。なんならバスの乗車とともにビールかハイボール、お茶を選べるシステム。 新幹線の中でも酒盛りは続く。 私は酒を飲み始め

          5月ある日

          朝はきちんと、昼にそれはそれはガッツリと食べ、夜は抜く。 寝る直前に空腹をうっすらと感じ、起きると体が軽い。 体重計に乗ると、期待を裏切らない数字で安心する。 バナナを食べる。 一人暮らしだと、自分が食べなければ食糧は減らない。 バナナを買う時は特に逆算が必要だ。 青みが残ったバナナが好きなので、できるだけ黒くなる前にテンポよく食べきりたい。 明日の朝、旅行に出る前に朝食にできれば今回のバナナライフは有終の美を飾る事になる。 明日から一泊二日の社員旅行だ。 まだ見ぬ24時

          5月ある日

          5月ある日

          朝は寒い。 昨夜はこのままでは風邪をひくと長袖を着て寝た。窓は開けっぱなし。 左に寝返りを打つと目が覚めるほど乳房がピリピリと痛む。なんだこれは。 しかし覚醒するほどではなく、眠気が勝つ。 なかなか起きられず、小刻みにアラームを掛け直し、寝坊したと思って飛び起きる。心臓に悪い。 空腹で起床。卵かけご飯を食べる。 うんたらかんたらと仕事をし、書きもの仕事をやっと手放したと思ったらすぐに戻ってきた。ぐぬぬである。 印刷室の仕事を手伝い少し残業。 好きな人の体調に翳りが見え

          5月ある日

          5月ある日

          大雨。豪雨といっていい。 タクシーを呼んで出勤しようかと思ったほど。 出かける頃にはいつもの雨程度に弱まっていたので歩いて出勤。 雨女の自負はあるが、家を出る時には一時的に弱まったりするので、雨の神様みたいなものがいたら、仲間か手下かと思われているんだろう。 Podcastではなく久しぶりに音楽を聴く。 雨の音や匂いも相まってすーっと気分が落ち着く。 Toe、サカナクション、坂本龍一を聞いたところで会社に到着する。 もう少し、と思い更衣室で戦場のメリークリスマスの予告動画を

          5月ある日

          5月ある日

          二日間の立ち仕事の疲労がてきめんに体を痛める。足が全体筋肉痛だ。 夜中、風の音で何度かうっすらと目を覚ました。 ベランダの柵に取り付けている、目隠しのシートがでんぐり返していたのを起き抜けに見る。 雨は降らず、昨日の万全の準備が徒労だったと気づきたくない気持ち。 通勤、追い風で自転車が電動のごとくぐんぐんと進んで面白い。 途中、動物だったものが敷かれて道の端に寄せられていた。咄嗟に目を逸らし、横を通る時になぜか息を止めてしまう。 目論見よりも早く会社に着き、更衣室の椅子

          5月ある日

          5月ある日

          いつも通りの時間に目が覚め、もう少し眠らないと疲れが取り切れず明日から大変な事になりそうだともう一度目を瞑る。 もう足を踏み入れることのない実家の階段下のスペースに布団を敷き寝ている母親の姿の夢をみる。 母は、時々意図的にリビングで寝ていた。寝起きにその姿を見るたびに私は心が重かったことを思い出す。 二度寝、それでも甘く見積もったアラームが鳴る前に起き、そのまま本を手繰り寄せる。 起き抜け読書健康法と呼んでいる休日の朝の過ごし方で、本当に起き抜け、ベッドから出る事なくペ