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正反対の行動をとる

落ち込んでいるときや、上手くいかないときは、自分がやりたい思うことと、正反対の行動をとるとよいみたいだ。

「脳を鍛えるには運動しかない!」ジョンJ・レイティwithエリック•ヘイガーマン著、野中香方子訳にも、

じっと座って思い悩む代わりになにかしらの行動を起こすと、思考プロセスは受動的応答中枢を迂回して恐怖を抑え、同時に、脳はその新しいシナリオを学べるよう精一杯はたらき始める。
不安に向き合ったらだれでも本能的にそれを避けようとして、ケージでの隅で縮こまるラットのように身動きがとれなくなる。だが、あえてそれと正反対の行動をとれば、認知を再構築できる。

脳を鍛えるには運動しかない!p135

レシュマ•シャウジャニ著、岩田佳代子訳、
「完璧じゃなくていい、勇気ある女になろう」にも、

不安があなたにさせようとしていることと反対のことをしなさい
~中略~
あなたの不安はすぐに、走れ、隠れろ、逃げだせと叫ぶ。でもあなたは、走るな、隠れるな、逃げだすな!あなたの不安信号が「義母が来る前に、何時間もかけて家中の大掃除しろ」と言ったら、さっと掃除機をかける程度で終わりにしよう。「なんとしても人前で失敗なんかするな」と言ったら、適当な文章を書いてフェイスブックに投稿しよう。やってみると、誰も気にしていなのがわかって、のびのびした気持ちになるだろう。仮に誰かが気にしたとしても、それってそんなに大事なこと?

完璧じゃなくていい、勇気ある女になろうp183~p184

不安になったり、焦ったら反対のことをする。
その方が、結果的に良い方向へいくみたいだ。

上手くいかないときは、いつものパターンを手放して、いつもとは逆のことをしてみると良いかもしれない。

今までのやり方では上手くいかないのなら、違ったやり方に突破口があるのかもしれない。
(上手くいっているのなら、そのやり方続けるのが良いと思うけれど)

慣れたやり方は居心地が良いし、やりやすいけれど、敢えて逆をしてみると、道が開けることもあるのだろう。

落ち込むと、つい何もしたくなくなって、家に引きこもりたくなるけれど、それは逆効果になってしまみたいだ。

少しの間は、引きこもって傷をいやす時間も必要かもしれないけれど、引きこもってじっとしていると、不安悲しみも大きくなっていく気がする。

落ち込んだ時こそ、敢えて、外へ出て散歩したり、次にやるべきことを考える方が、脳が前向きになっていくのかもしれない。

そして、気がついた時には、立ち直っているのかもしれない。

動きたくない時は、敢えて動いてみる。

逆に、休みたいのに、いつも無理して動いてしまう人は、思い切って休んでみる。

しなきゃと思っていることをやめてみるのも、反対の行動だ。

どんなに疲れていても、行かなきゃ、やらなきゃと思うのは良くない。
いつも、ついしてしまうことを「やめる」のも、
正反対の行動だ。

上手くいってることはやめる必要性ないけれど。

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