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『運』正源宗之の雑歌詩集より (旅立ちの季節にあなたへ)

( 正源の娘のひとり言 )

逃げる二月とはよく言ったものですね。今日は、閏年、四年に一度のおまけの日です。三月一日、私が高校を卒業する日淡い雪が降り続けていました。積もりそうなほどの降り方なのに落ちては解けてゆく、一日違うだけで三月は春なのだとそのふわふわの雪の空を見上げていたのを思い出しています。



まだまだ未舗装の道や作りかけの道が多かった頃に正源が書いたものを置いておこうと思います。
時代は移っても変わらぬものがあります。

  運

ヨオーイドン
季節外れの運動会の合図でしょうか
たしかに空砲だったと思いますが
いいえ 違うんですよ
中学 高校 大学と
それぞれ巣立った若者が進学という就職というスタートを切った合図です
道が何本もあるんです
舗装された広い道 狭い道
それに未だに舗装もされない細い道
あなたはどの道を進みますか
多くの人は舗装された広い道を
きっと選ぶことでしょう
でもその先は工事中
悪くすれば行き止まりかも
未舗装の細い道でもその先開けて
見晴らしの良い小高い丘に立つことが出来るかもしれません
どの道を選んでも
みんな目的は一つなんです
幸せを求めて
後はその人の運とでも言いましょう
挫けないで
努力すればまた
運も開けますから

   『正源宗之雑歌詩集』 より

もう一つ並べます。

道は分かれ続ける
どんな選択があっても
その先の未来に何が待っていても
決意をもって生きて行く
道に迷ったときは
立ち止まってもいい突き進んでもいい
と思う
自信はないけれど
巡り巡って
どこかに辿り着くように・・・・
・・・・・・・・・・

   羽生結弦 『RE_PRAY』より


いざ!出発‼
頑張れ!みんな‼



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