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今の私に大きな影響を与えた1冊「金持ちフリーランス貧乏サラリーマン」



週1ペースで読書感想を投稿するというミッションを自らに課しているところ。
というのも読みたくて買ったはいいものの、このままじゃ積ん読になってしまうって理由で読む口実作っただけなんだが。

基本、木・金あたりに出しており、つい先日も何とか間に合わせることに成功した。

ちなみに前回の投稿は下記


その投稿を作った際にふと思い出したことがある。



1番影響くれた本を紹介してなかった。


そんな本に出会ったのは今からちょうど1年前。
noteで自ら投稿を始めて今で半年

何故紹介していない?と自らにツッコミを入れたい。

正直な話、週1投稿でも、読み終えてからどこをピックアップするかを考えるだけでも結構な時間がかかる。
そのため後日にしようか悩んだが一応この週に投稿したい候補を予め決めているので極力ずらしたくない。

悩んだ末、短めにするならまだハードル低いという判断で作ることにした。

今回紹介するのは


やまもとりゅうけん 著
金持ちフリーランス 貧乏サラリーマン


一見するとサラリーマン見下すな怒怒怒
とはらわた煮えくり返るであろうパンチの効いた題名だがむしろなんの疑いもなく会社員として生活している人にこそ読んで欲しい1冊。

この本には、サラリーマンを基準にこの先どう稼いでいくか?
フリーランス、はたまた経営者とはどのような考えなのか?
お金とは何か?

など労働者が抱える。または自然と目を背けていた疑問に答えるようなことが書かれていた。

筆者やまもとりゅうけんさんは元々プログラマーとして就職後に27歳で独立し、今ではワンダフルワイフ株式会社の代表をされています。
「人生逃げ切りサロン」というビジネスオンラインサロンを開設されています。YouTubeなど様々な分野で活躍されているとのことです。
(本書最後とホームページから引用)



前置きだけで長くなったので早速本題にうつりましょう。



会社というものの仕組み


この本の前半はサラリーマンを通り越して会社の仕組みから説明されている。

会社には労働基準法というものがあるので社員を簡単に切ることができない。

そのため「やる気なくぶら下がる気満々な社員」を簡単には切ることができない。
となれば、「できる」「できない」関係なく社員平等に見る必要性があるので全員への負担も平等にしているのが前提としての仕組みになっている。

そして全ての会社がそうとは言いきれないものの、会社のトップとしては目を背けさせるために「お金が全てじゃない」という"やりがい搾取"を謳っているというのがあくまで筆者が言う会社というもの。

次の話に繋がっていくので軽く頭に入れていただけると分かりやすいでしょう。



サラリーマンは最も稼げない職業

本題といってもいいサラリーマンについて
勿論サラリーマンのメリットは沢山ある。

・会社の看板で信用を得られる。
・確定申告を代行してくれる。
・年金が二階建て
・毎月決まった給料が出る。
・労働基準法に守られている。
・扶養が使える。
・社会的信用を得やすい。

など挙げればキリが無いほど。
結論から言えばサラリーマン最高!という当たり前を思い出させてくれる1冊。
という手のひら返しの答えになるけどデメリットもあげないとですね汗

サラリーマンのデメリットとして

・景気に給料が左右される。
・自分で収入を上げにくい。
・福利厚生のカットも進んでいる。
・社内研修が短くなりつつある。
・最後まで面倒を見てくれない。
・ポストが空かないと出世しにくい。


などこちらも沢山あがる程問題点がある。


この本で大きく取り上げられていたデメリットを一部ピックアップするなら。

・自腹を切らされる。

企業活動には経費というものがある。
わかり易く説明すると仕事のためにしか使わない費用を指す単語で、所得税を減らすのに用いられる。
仕事関連で遠くへ出張したことある人なら経験済かもだが、そこに行くための交通費などは領収書を経理に渡せば向こうが立て替えてくれる。
このように仕事でかかるものは会社が負担してくれるんだ〜と思った中で経費にならないものがある。

1例が「 スーツ 」
当たり前だろ!とツッコミ入れる人もいるかもだがよくよく考えれば仕事でしか使わないものを自腹なのは見方を変えればおかしな話。

テレワークでも仕事に使った電気代は生活費の中で自己負担になるであろう。
話は変わるが、自宅で自身が持つビジネスをする場合、仕事時間内に家庭で絡む家賃や電気代の一部を経費にできる「家事按分(読:かじあんぶん)」という仕組みも存在する。
経費の話として理解しやすくなるかもしれないので補足で打たせてもらいました。

給料が上がらない中で仕事で僅かながらの給料から高い代金が引かれるのは冷静に考えて理不尽にも思える。

フリーランスや副業になるとスーツなど仕事のために買ったものを経費として節税できる可能性もあるので会社だけだと損をする形になると本書には書かれていた。

・やる気のないサラリーマンの分まで負担

先程の会社の仕組みを説明した中で「やる気なくぶら下がる気満々な社員」を簡単に切れないと書いた。
会社のトップとしてはその人も切れない分、バリバリ働いてくれるサラリーマンの実質的な給与を下げる形でバランスを保っていると本書で書かれていた。
これが善か悪かはややこしくなるのでこれ以上は触れないでおくが「本来貰えた額が貰えていない」という事を踏まえて、できる中堅サラリーマンは損していると言うことを本書の頭で強調されていました。


2020年から始まった例の感染症により世界全体が不景気になった。
有名な話だと旅行業界では手取りがガクッと下がったという事例すら存在するとのこと。

会社のために頑張ってきた中で状況が悪くなると費用カットの候補にされる。
りゅうけんさん曰く「サラリーマンは安定していない」とのこと。

もちろん先程あげたメリットの方も大きいですが一度サラリーマンという生き方とどう向き合っていくかは変化の多い時代には必須なのかもしれませんね。

「安定している」と言えば確かに「安定している」のですが、平均給与の実態は「安定しつつ、緩やかに下がっている」のです。給与水準に関していえば、サラリーマンでいる限りは、緩やかな下りのエスカレーターに乗り続けているようなものです。

25ページ




資本主義は「お金」が全て

筆者曰く「お金」から目を背けるから貧乏になるとのことで、世界的な企業で働いている人はみんな「お金のため」に大きな収入を得ている。と書かれていました。

実はこの先の読書感想で「お金」に関した本で投稿する計画をしていて数冊サラ読みしましたが、トップ層の人も経営者も皆「お金」を目標に成功した人が大半でした。

お金は全てじゃないが、お金で問題の8割は解決できるみたいな話も聞くので間違いないでしょう。

お金があれば人生の選択も増やせるし、お金があるという安心感でフットワークが軽くなる。
お金=自分の人生をより良くするための必須ツールとも言える。

思ったより長くなってきてるので一旦切ります。


「お金がある人と仕事するなら自分もお金持ちになるしかない」というのが一応の結論です。




フリーランスにリスクはない(少し補足)

先程の「お金」の話で理解したであろう。
お金への欲は決して汚いばかりではないと。

お金持ちになるには、給料を与えられるだけでなく自力で生み出すことが大事ということで、ここでフリーランスの話が入ってきます。

もしかしたら知らない人のために説明しますと。
フリーランスとは会社などの組織に属さず複数の会社と契約して働く人を指す単語です。

個人で仕事をして自身で成果と信用を上げていく働き方といってもいいでしょう。

あまり馴染みのない生き方なので踏み出すのは怖いというのが読んでる方々が抱く本音でしょう。

本書ではフリーランスは安定と書かれていた。
サラリーマンとして普通に成果を出せるなら本来やる気のないぶら下がり社員の分の収入も得られる。
さらに日本は「セーフティネット」が豊富な国で雇用保険などと言った最終手段も用意されているので想像している心配はないというのが筆者の考えです。

ここに関しては読んでて感じたでしょう。


それができりゃ不安は無いんだよ!!!!!


無礼を申させていただくと私もそのうちの1人なことは自白しておきましょう。
私に大きな影響をくれた本ではあるものの、ここに関しては賛同できずにいる汗

生活保護と聞くとやはり、恥というか堕ちたレッテルみたいなのが貼られた感覚でよく思えないのが私の本音だ。

余談だが、フリーランスの現実について書かれていた本を少し前に見つけて感想まとめたので気になった人は最初覗くだけでもいいので是非。


と、これで終わるのは後味悪すぎなので、題名に書いた(補足)をしましょう

筆者の やまもとりゅうけん さん、他にも本を出版されていまして。それが下記にリンク貼ってある本 「ズルい努力」

軽く説明しますと筆者視点の"人生で勝つための裏ルール"を書かれた本です。
フェルミ漫画大学さんで要約されているものを参考に貼らさせていただきます。


この本、上記動画では2つ目あたりに紹介された「自分がどんな痛みに敏感になれるか」

YouTuberなら有名になる分いろんな人に叩かれるのは避けられないのでアンチ意見に耐えられるか?
対面営業ならクレーマー相手に耐えれるメンタルか?

などの自分のメンタルがセーフティラインと思える領域を理解する事が大事ということです。

りゅうけんさんの「フリーランスは安定」はおそらく本人のメンタルが強かったり、最悪の場合でも国に頼れば大丈夫などの理由込で至った結論かもしれませんね。著者のみぞ知るですが汗

この"鈍感になれる痛みを知る"ところは人類必須の自己分析分野だと思ったので追加で説明させてもらいました。




サラリーマン+副業の二刀流

いきなりサラリーマンを辞めてフリーランス1本で勝負はやる気があってもリスクは付き物でしょう。

そこで本書でもまずは副業から始めてみることを推奨しています。

ちなみにフリーランスは自分のビジネスとして、副業としてもカウントされる事もあります。
そのためこの章でのフリーランスは副業も含めて説明という解釈でOKです。

先程から説明している「サラリーマン」と「フリーランス」のメリットですが。
両方メリットあるなら掛け合わせた方が最強じゃん!と思った。

確かにフリーランス本を調べるとサラリーマン+フリーランス(副業)を大々的に書いている本を見かけるので共通認識でしょう。

特にフリーランスは免税事業者という軽く説明すると年収1000万に満たなければ消費税を免除される立ち位置の人が多いので、もう少しで開始されるインボイス制度でどうなるか注目されています。
このインボイスというのは「国が定めた請求書」という意味でこれを使って仕事してくれ!という感じの認識でOKでしょう。このインボイスを使えるのが課税事業者なのでフリーランスが不利になってしまうか始まってみないと分かりませんが。

私も踏み出すか悩んでる理由のひとつがこれです。。。

それを踏またうえでも片方サラリーマンとしての収入がある安心感は絶大でしょう。

そう考えるとサラリーマンって有難い人生ルートだなぁ泣。とも考えさせてくれる1冊です。

ただ、フリーランスとして生活している人の歴をを見ると「元公務員だけど仕事が苦痛だった」や「人に言われたことをやるのが苦手」「時間に縛られた生活が嫌」など本人の事情や価値観もあるのでサラリーマンとして働くも、自身の理想を叶える手段としてフリーランスになるのも全てがその人の人生ということで正解も不正解もないというのが私的な結論になります。

改めて読み返すと題名に反して、サラリーマンとフリーランス両方の仕組みを書かれていて参考になりますね。



この本を読んでから1年経った私の感想

最後はこの本と出会ってから1年の私の感想も付け足しましょうか。

出会った時、いや正確に今もですが転職をどうするか悩んでいました。
言ってしまうと私の現状は正社員じゃないまま20代を終えてしまうので焦っています。
「資格も特になくどうすれば、どんな会社に行けば給料上がるか?」と悩んでいた時に出会ったのがこの本でした。

読む前は「フリーランスは都市伝説」くらいに思っていましたが、読み終えてしばらくしらべてみると、SNSやnote、YouTubeを探せば多くて、いやむしろ増加傾向にある事を知れて驚きでした。

この本に出会ってから"正社員狙い続けるのもリスクあるんだ"と「転職」しか頭に無かった私に「フリーランス」という選択を加えることができて、少しですが考えや生きることが楽になりました。もう革命でした!

それ以来フリーランスや経営者をされてる方の書籍に興味を向けて多く出会うことができました。

1年も経つと 「この人の考えめちゃ共感できる」という人は多くなりましてこの世で1番参考になった書籍とまではいかなくなってしまったのが今現状です。

りゅうけんさんの場合世間でいう「仕事できるサラリーマン」という土台が前提だったので「営業が絶望的で切られる寸前を体験した私」からすると天のような人だったので完全参考は難しいと思ってしまったのが本音です。

ただ、様々な経営者、作家、フリーランスとして活躍されてる人の考えに触れる習慣に出会えたのは間違いなくこの本のおかげです。
とても感謝しています。

投稿時点でページ多めの本を読んでいる傍らでこちらも久々目を通しましたが非常に読みやすく絵が可愛いかったりカラーも豊富ですぐに読み終えることができる1冊です。

読書初心者でも楽しめると思いますし、サラリーマンとフリーランス、副業を基準にどう生きていくかを考えるのに超絶オススメです!

今回だけでもざっっっくり説明しただけなので重要な点はまだまだございました。
興味沸いた方は是非手に取って読んでみることをオススメします!


追記
この投稿だけで個人的な納得いかずだったのでリベンジ版を後日作成しましたので良ければ是非。


こちらもフェルミさんで取り上げられていたので参考に貼っておきます。

追記:6/6
あと学識サロンさんでも紹介されていました。

りゅうけんさん本人が本書の要約をされた動画も見つけましたので参考に貼らせていただきます。




短めにするつもりが結局長くなってしまった。
短文書くの向いてないのかな俺。。。

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