かずんこ

好きなものに関して、感じたことなどを書いていきたいです。

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最近の記事

「愛してる」

愛を知らない子どもが言う 「愛してる」 その言葉は魔法のようで きっといつか 誰かに届いて 自分に返ってくることを マリア様に 祈りを込めて 「愛してる」 が本当になることを 子どもはただ、信じて 今日も 「愛してる」 を口にする

    • 夏の青、冬の赤

      真夏の青い春を感じて 私は時折微笑ましさを覚えた 変わらぬその間柄に 私はただ微笑む 真冬の寒さの残る頃 彼は少しの後悔と 楽しさを口に出して息を引き取った 私は寒さに声を上げることができない 涙一つ流れない ただ、佇むことしかできない自分を 私はただ白い息とともに憎んだ

      • 彼の人へ

        覚えていますか? 僕と初めて出逢った時のこと 覚えていますか? 僕と初めて行ったあの湖の夕日 覚えていますか? 僕と初めて見たあの星空 覚えていますか? 僕と初めて紡いだあの言葉 僕は全部覚えている 君と紡いだ言葉たち 君と触れ合ったあの時も 君に告げた愛しているも 全部全部覚えている どうして僕を置いて逝ってしまったの 後悔ばかりが僕を襲う 君が最後に告げた言葉も 僕は全て覚えているのに 僕は君との指輪を買った 君のサイズがわからなくて 君との誓いを独り形にした どうか

        • ART-SCHOOLについて

          私を救ってくれた邦楽アーティスト、ART-SCHOOL。 彼らに出会ったのは中学生の頃。 思い切り思春期だった。 その当時の私は生きる意味について悩んでいて、どちらかといえば死について強く考えていた。 そんな中出会ったのが彼らだった。 お世辞にも上手いとは言えない歌声であったが、そこに魅力を感じた。 出ているアルバムを買い漁ってはCDコンポで聴いていた。 荒々しくも生について強く訴えてくるような、時には優しいメロディで涙を覆い隠してくれるような、それでいてここにいていいのだと

        「愛してる」

          ELLEGARDEN 「Get it Get it Go!」SUMMER PARTY 2023

          初めての単独ライブへの参加だった。 今まで沢山応募してきたがどれも当たらなかった。 今回初めて見てきたあの景色は一生忘れられないだろう。 アンコール含めて25曲。 あっという間の時間だった。 vo.細美が投げかけてくれた言葉、遠回しに生きろと言ってくれていた気がした。 その時私は精神的に弱っていてその言葉、届けてくれた音楽全てが輝いていてまだ生きていていいのだと感じた。 嬉しかった、涙が出た。 「また会えない日がくると思う、だけどいつかまた会おう」 そう言ってくれた細美の言葉

          ELLEGARDEN 「Get it Get it Go!」SUMMER PARTY 2023

          リリイ・シュシュのすべて

          私のバイブルである。 青春という名のバイブルであるのか、はたまた精神的な支えという名のバイブルであるのかと問われれば後者である。 1年に1度は観たくなる作品である。 思春期の衝動、葛藤、青春、何より思春期の対人関係のあのもどかしさを感じる。 私は思春期は音楽に救われていた。 主人公もリリイ・シュシュというアーティストに執心している。 彼もきっと音楽に心を救われていたのだろうと推察する。 そのアーティストの歌声とともに物語は進んでいく。 主人公のほかに、もう一人私から見たらこの

          リリイ・シュシュのすべて