見出し画像

別府の湯けむりに紛れて

8月いっぱいで終わる、大学のにしてはあまりにも短い夏休み。
その代わりにか、休み明けの定期試験が終わると秋休みと称される期間がある。
この秋休みは一週間もなく補講期間も含まれているため、生徒が勝手に呼んでいるだけの集団幻覚のようなものだ笑

しかしながら、秋休み中の三連休だけは確実な休みだ。数少ない休み、バイトで潰してしまうにはもったいない。

そうだ別府に行こう。

大阪に引き継ぎ別府でも一人旅。一泊二日の旅行記、よろしければ聞いてください。

旅行は事前の準備から

前回の大阪旅行では前日の準備&計画でしたからね。
旅行先での時間は貴重、同じ轍は踏みません。

事前の計画としては、
一日目
出発→地獄巡り→温泉→ゲストハウス

二日目
別府ロープウェイ→香りの博物館→宇佐神宮→帰宅

としてました。
結果として宇佐神宮は行けなかったので次の機会に。旅行自体は大満足です。

《一日目》

別府までの移動手段は電車です。
車が欲し〜〜!!とは思いつつ、学割使える電車はお得感あるので結構好き。

小倉駅にてジャンプ!!

別府まで乗り換えは合計2回。案外少なくてラッキー、小倉からは特急ソニックでひとっ走り!

着いた!!

やっぱり最初は地獄巡り!
地獄の鬼とツーショが撮りたい!

別府と言えば地獄巡り。七つある地獄はそれぞれ個性があり別府の地質の豊かさを感じた。

上段左から 血の池地獄、龍巻き地獄、白池地獄
中段左から 竈門地獄、鬼山地獄
下段左から 鬼石坊主地獄、海地獄

今回の旅行のメインとなる地獄巡り
目標は「鬼とツーショが撮る!!」これを目指して七地獄を巡る。
鬼とツーショを撮りたい!!何故なら先日スクランパーを開けたから!
牙ピアスとも言われるスクランパー、鬼といえば角と牙、絶っっっ対に一緒に撮りたかった!!!

スタッフさんや他の観光客さんに撮ってもらった

いろんな色の鬼がいて楽しかった👹
血の池地獄で撮った写真がお気に入りです

湯の町別府やっぱり温泉♨️は素敵✨

湯の町別府、移動で使ったバスのアナウンスで何度も聞いたフレーズだ。
市内を歩くと至る所に温泉施設があった。道を歩くと温泉の湯けむりがもくもくと上がっていて湯の町の名にふさわしい。
側溝近くを歩くと溝から暖かい空気が頬をかすめ、台風が去りぐんと気温が下がった時期であるのに若干汗ばんだ。

バスには一日フリーパス(800円)を買って乗った。
フリーパスには割引の特典が付いていて、その一つにひょうたん温泉という銭湯の割引があった。
せっかくなので寄ってみる。

私は好奇心旺盛なビビりだ。
行ってみたい、やってみたいなどの好奇心人よりある方だが、いざやるとなると一歩引いてしまう。
今回もそうだった。地元民の行くようないわゆる大衆銭湯は私にはハードルが高く、勇気がいる。「地元民が作り上げたコミュニティの中にぽっと出の観光客の私がお邪魔しても良いのだろうか」
と考え混んで足が進まない。

ひょうたん温泉は観光客が多く利用している印象だった。駐車場には観光バスが停まっていて、学生らしき団体や家族連れ海外から来たであろう方も多く見られた。
一人旅勢ビビりの私としてはかなり行きやすい。

施設の中では温泉卵🥚が買えたり地獄蒸し体験が出来たり、温泉を満喫できるものが盛りだくさん。
お腹を空かせて行くことをお勧めする。

風呂の上がりの一杯、瓶牛乳
牛乳苦手なので飲むヨーグルト

初ゲストハウス、初1人泊まり

一日の終わりはゲストハウスサンライン別府のドミトリーにて宿泊。
ゲストハウス内に温泉が付いていて湯船でゆっくりと出来た。さすが湯の町。

小腹が空いたので近くのセブンでナナチキとフランクフルトと柿ピーを買ってフリースペースで食す。
隣のテーブルで50代くらいのおじさまが晩酌をしていた。
最初に手をつけたフランクフルトを食べ終える頃、おじさまがつまみであろうお煎餅を差し出してきた。私も柿ピーを数粒お返しする。
「どこから来たの?」から始まった会話は思いの外弾み、気さくなおじさまとは連絡先を交換するまでに仲良くなった。

旅をしなければ出会わなかったであろう人と仲良くなり、一期一会の意味を理解する。
こういう思わぬ出会いがあるから旅は楽しい。

おじさまとの会話もそこそこに解散し、ドミトリーのベッドで眠りについた。

《二日目》

前日、日付が変わる前に眠ったのですんなりと起きることが出来た。
余裕のある朝を過ごし準備をしてAM9:00ゲストハウスを後にした。

ふわり空中散歩
ロープウェイで山登り

別府駅西口からバスに乗り別府ロープウェイ入り口まで。
そこからチケットを買いロープウェイに乗り込む。

チケット🎟

空中での約10分の旅はあっという間で別府や湯布院の景色を一望できた。
車内のアナウンスも楽しませてくれた。

ロープウェイで登って先!
天気に恵まれ良い気分✨✨

香水好きならここに行け!

私自身はそこまで香水に詳しくない。
しかし、ラリックの香水瓶が好きだ。アール・ヌーヴォー、アール・デコ様式が好きな人なら聞いたことがあるかもしれないルネ・ラリック。

大分香りの博物館ではラリックのデザインした香水瓶が入口で出迎えてくれる。

博物館にはシャネルやイヴ・サンローランなど有名ブランドの香水、香水瓶が展示されており良い香りが満ちていた。
香りのサンプルも展示されており、新しい香りと出会うことができるかも知れない。私はイヴ・サンローランのパリという香りが印象に残っている(イヴ・サンローランの香水初めて嗅いだ…すんごい良い匂い)。あの有名なシャネルの5番もあった。
かの女優は「私のパジャマはシャネルの5番よ」と言ったそうで。カッコいい痺れる返しだと思った。

香水瓶が並んでいる様子は圧巻だ

館内に足湯やハーブ園、カフェも内接されておりゆっくりと楽しめる。道で知り合った地元のお姉さん曰くカフェのアップルパイが有名らしい。

香水や匂い袋の調香体験が出来、私は匂い袋の調香体験をした。
匂い袋だけを作るのかと思いきや、余った香も持ち帰るので値段以上にお得感がある。

匂い袋は帰宅後に部屋に飾っていて六畳一間に和の香りが漂っている。

総括

一泊二日の別府旅行、かなり満足度の高い結果となった。
一人旅だと悩みごとから一気に解放されてリセットされた気分になる。気ままで自由な旅は私の心身を回復させてくれた。
別府旅行をして良かった。出来ればまた行きたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?