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私が社会福祉士に合格したときの教材

こんにちは。
ひきこもり社会福祉士のがぶです。
現在は体調を崩してしまい、社会福祉士としての仕事が出来ていませんが、少しでも福祉に関わることが出来ればと思い、noteを書いています。
前回に引き続き、私が社会福祉士を目指してから合格するまでを書きたいと思います。
今回は、私が受験勉強時に使用していた教材について書きます。

私が使用した教材は2冊です。
基本的に、この2冊だけで充分に点数を取ることが出来ました。
ちなみに私は第29回(平成28年度))合格者で、そのときの私の得点は107点でした。

当時と比べ、出題傾向や社会福祉士国家試験を取り巻く環境等も変わっているかと思います。
また、適した教材は人それぞれだと思いますので、こういう人もいるんだなくらいに思って読んでいただけると嬉しいです。

過去問解説集

受験勉強で一番大事なのは「過去問」ですよね。
過去何年分の問題を扱っているかなど、各出版社によって異なると思いますが、個人的には過去3年分で充分だったかなと思います。
(余裕があれば5年分するのがベストなのかもしれませんが…)
私が使用した過去問解説集は、中央法規社会福祉士国家試験過去問解説集です。

アマゾンランキングでも堂々の第1位。
おなじみの過去問解説集ですよね。
過去5年分の過去問が解ける点もとても助かりますよね。(過去3年分は完全解説あり、+過去2年分は問題と解答)

特に私が実際に使用してみて良かったと思う点は

①問題と解説が同じページに書いてある。
②選択肢ごとに丁寧な解説が書いてある。

の2つです。

これから、上記2つについてさらに詳しく書いていこうと思います。

①問題と解説が同じページに書いてある。

過去問題解説集によっては、解説が別冊になっていて切り離されているものもありますよね。
問題を解くときに答えが見えないですし、まとめて問題を解いて答え合わせをする場合は、
とても使いやすいと思います。

しかし私の場合、特に過去問1周目は、
・問題と解答をとりあえず読んでポイントを押さえること
・参考書のどのページに記載されているか確認すること
この2点を重点的に行っていました。

そのため、見開き1ページで問題と解答・解説が書いてあるスタイルがとても使いやすかったです。

また、私がこの過去問解説集を使用する際に工夫した点は、各科目3年分の問題・解説が1冊の本になるように、本を裂いてホッチキスで留めなおした点です。
(例:人体の構造と機能及び疾病の問題だけの第35回・34回・33回分で1冊)

この解説集は年度ごとに問題が掲載されているのですが、私は第1問~第150問を通して勉強するより
各教科ごとに3年分の問題を一気に解きたかったため
この方法を取りました。
ページの都合上、表面と裏は別の問題というときもあり、その場合はコピーして作っていました。
当時は、社会人2年目でお金に余裕があるわけでもなかったので、4,000円もする解説集をズタズタに裂くのは気が引けましたが、私は外のカフェや図書館で勉強することも多かったので、過去問解説集を分割することで持ち運びも軽くなった点も良かったです。

また、特に背表紙は不格好になりがちなので、お気に入りのマスキングテープを貼って楽しんでいました。

本来なら、写真でお伝えすることがベストなのですが、試験に合格した後、処分してしまっていて実物がお見せできず申し訳ないです…。

②選択肢ごとに丁寧な解説が書いてある。
次に、中央法規の過去問題解説集で良かった点が
選択肢ごとに丁寧な解説が書いてある点です。
福祉の資格を勉強される方であれば皆、一度は中央法規の教材を使われたことがあるんじゃないでしょうか?

私も一般養成施設に入学が決まって間もなく、中央法規の社会福祉養成講座のテキストが全巻(約20冊)が
一気に家に届いたときの衝撃は今でも忘れられません。こんなに科目があると思っていなかったし、高かった…笑

他の解説集を使ったことがないので相対評価は出来ないのですが、個人的に私は中央法規の解説に絶大な信頼を置いています。


参考書

私が過去問解説集と併せて使っていた参考書は
飯塚慶子さんの社会福祉士の合格教科書です。
これは私が通っていた一般養成施設の先生のおススメで買いました。

私はこの参考書に出会えて本当によかったと思っています。
教材によっては、共通科目と専門科目で分かれているものありますが、この本は全科目入っていて496ページ。
他の参考書やテキストに比べてもボリュームも多くなく、すっきりまとまっている印象です。

過去問で出題されたけど、参考書には記載されていないワード等は直接書き込んで使っていました。
また、試験直前は効率を上げるため、この参考書に載っていないキーワードは捨て問題にしていました。

最終的には問題を解く際に、
「この問題は社会福祉士の合格教科書のこのページに書いてある!」
と参考書のページの風景が思い出されるされるくらい使い込みました。

買ったけど使わなかった教材

実は、買ったけど使わなかった教材もあります。
それが、医療情報科学研究所社会福祉士国家試験のためのレビューブックです。

これも社会福祉士試験テキストの王道ですよね。
国試10年分の内容を網羅した参考書であり、
共通・専門科目どちらも入った976ページの大ボリューム。

私がレビューブックを買った理由は憧れでした。
個人的にレビューブックは看護学生さん必須のイメージで、Instagramの勉強アカウントなどでもよく出てきますよね。
当初は、「可愛いブックカバーを着けて、インデックスや付箋を活用して~」と思っていたのですが…仕事をしながらの勉強となるとどうしても効率重視になってしまい、上手く使いこなすことが出来ませんでした…。

今となっては、レビューブックを活用して知識を深めていれば、社会福祉士として働いた後にも役立ったかもしれないと思っています。

また、私がMSWをしていたとき、同僚も分からない制度はレビューブックで調べていましたし、資格を取ってからも活用できる参考書だと思います。(法改正等もあるので注意ですが…)


今回は、私が社会福祉士の試験勉強のために購入した教材を紹介させて頂きました。
私が勉強していたときよりも、どの教材もバージョンアップしていると思います。
ぜひ、教材を買う際は本屋さんへ行き、実際に目で見て自分に合った教材を選ぶことをお勧めします。



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