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私のストレス対処法

3月に入りました。暦の上では春のはずなのですが、また寒気がぶり返してきました。ブルブルと体の震えが止まりませんよね。毎日仕事に行くにも億劫になります。

仕事といえば、必ずと言っていいほどストレスがまとわりついてきます。今回は、わたしがいつも実践しているストレス対処法について書いていきたいと思います。


自己嫌悪感と感覚減衰

読書をしていますと、自己との対話という表現をよく目の当たりにしますが、わたしはあまりこの言葉が好きにはなれません。

ひとりでいる時間に心の中で言葉を紡いで心を安定させる作業を指すのでしょうが、これが苦手なんです。どうしてもネガティブな状況に自分を追い込んでしまって、自分自身に強烈な嫌悪感を抱いてしまうのです。

これに対して、黙想とか瞑想等と表記される行為があります。これらについては諸説ありすぎて一義的に述べることはできませんが、個人的には、感覚を減衰させる行為をもっぱら好んでおります。これも黙想・瞑想等の一種かと思われます。

じっと目を閉じます。すると、いろいろな画像が浮かび上がり、キーンという感じの音が流れてきます。

このときの感覚に対峙するのですが、じっと耐えます。ぐっと耐えます。いろいろな感情や言葉が表出されますが、ひたすらに耐えます。

どのくらいの時間が経ったかはわかりませんが、しばらくすると、そのような得体のしれない感覚が次第になくなってくるのです。ぼや〜とした空間。する〜っと何かが抜け出す瞬間。

外界からの刺激が絶たれた状態とはこのことを言うのでしょうか。何も感じず、何も考えない。この瞬間にすべてが解き放されるのです。すべての苦しみから解き放されるのです。

そもそも苦しみとは、感情に起因するものと言われています。では、その感情がどこからくるかと言えば、眼や耳や鼻といった感覚器から受容された感覚を脳が何らかの解釈をして、快・不快という判断をもたらした結果、発生するものなのです。

じっと目を閉じあらゆる感覚と対峙する。感覚をなくすことはできませんが、一旦感覚を忘却することにより脳の働きを停止させるのです。すると、過去に背負い込んできたあらゆる感情から距離を置くことができます。

感情は伝染する

よく感情は伝染すると言いますが、イヤ〜な感情は相手にも伝わっているのです。イヤ〜な感情が、イヤ〜な感情を呼び込み、反転してイヤ〜な気分を自分に植え付けてしまうのです。自己嫌悪感を生じさせる原因のひとつになります。

逆にまっさらな状態で相手と接すれば、相手にもまっさらな状態が伝わります。何らかのわだかまりがなくなることにより、自然と笑みがこぼれ出てきます。すると、どうでしょう。相手も笑顔をこぼしてくれます。笑顔と笑顔の連鎖。そこから、より深い関係性が生じてくるわけです。

自己肯定感を高める

まっさらな状態から笑顔を惹起じゃっきし、ポジティブな感情を自己の内面に生じさせる。次に何をするかと言えば、自分が世界と一体化するイメージを浮かべます。そう、わたしは世界の創造主なのです。世の中のすべての人はわたしの作り上げた創作物にすぎません。誰にも卑屈な態度を取る必要はありません。わたしがわたしなりの世界を作り上げるのです。 
 
そしてこう唱えます。
「わたしはすごい存在です」
「わたしがいなければ世界は存在しえない」 
 
さあ、これでわたしの内部に湧水のごとく自信があふれ出てきましたwww

新しい自分との出会い


一旦あらゆる感情を切り離し、まっさらな状態を作り出した上で自己肯定感を上げていく。そこに新たな自分が誕生するのです。自己嫌悪感に苛まれていたネガティブな自分とはまったくの別人に生まれかわることができるでしょう。

ここで、一連の儀式は終了しました。自分の内部を空っぽにした状態を作り出したら、さあ、出発です。

また通常の社会生活を営むことになります。感情は連鎖します。自分の心が穏やかであれば、心が穏やかな人たちが寄って来ることでしょう。ポジティブな日常はさらにポジティブを引き寄せます。

新しい自分と出会うことができたなら、わたしに幸せな時間が訪れることでしょう。心の中にぽっかりと一筋の光明を灯しつつ、明るい未来を引き寄せていきましょう。


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