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おしゃべりが苦手な二人の不毛な会話

今日は、高校の時の友達に会いに行った。
その友達は、通信制高校に転校してからの付き合いで、お互いに不登校経験者なので、それなりに深い関係性だ。

しかし、おしゃべりが弾むかといえば、お互いに言語化能力がちょっと乏しいところがあるので、何を言ってるのか自分でわからなくなってることがよくある。だから、おしゃべりが弾んでいるのかは、よくわからない。
(それでも「会った」という事実はあるので、それで満足している。)

私の場合、文字ならそれなりに言葉にすることはできるのに、おしゃべりとなると、てんで意味がわからない言葉を発している。

本音を言うと、文字でしゃべりたくなる時もある。メッセージと実際が違う雰囲気の人なのかもしれない。

そういや歴代仲良くなった人は、だいたいおしゃべり好きだった。
私もそれなりにしゃべりたい欲はあるが、相手がしゃべってくれるとなお嬉しい節が、昔からある。
これは、怠慢なのかもしれない。

もっとおしゃべりが上手くなりたい。そう思ったことは何度もある。
特に仕事の時が困るのだ。だから、本を読んで勉強はした。
おかげで仕事の時の会話は、少しはマシになったとは思う。

でも、おしゃべりは違う。言語化するって難しい。
そして言語化できていないもの同士の会話の不毛さを今日は思い知った。
いつも不毛かといえば、そうでない時もある。
ただ、今回しゃべった内容が、お互いに言語化できていない内容だったということだ。

この言語化できていないことと、不登校は共通点があるのかないのかはよくわからないが、自分の言葉で「伝える」ということが苦手だからこそ、色々と上手くいかないことはあるよね……とは、いち当事者として思うところである。

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