「好き」に向き合うということ

青色が好き。星が好き。夜が好き＿＿。

みなさんはどんなものが好きですか？

保育園や幼稚園に通うような年頃まではどんな遊びが好きで、何の食べ物が好きか自分に素直だったような気がする。

子供の頃は絵を描くことも外で体を動かすこともどちらも好きで…。

決定的な何かがあった訳でもなく、気づくと自分のことよりも相手の話や相手のことを知り、私から何が好きか嫌いかあまり話すことはどんどん減っていった。相

つい先日、川村元気さんの作品「四月になれば彼女は」を読みました。

うつらないもの、けど確かにそこにあるもの美しさや悲しみ、気持ち、感じる何かを残すために作品として形に残しているんだと気づきました。

そして誰かの心を動かせる、感動させるものへ
自分も愛し、初めて他人を愛せる。

天気がいいですね

「天気がいいですね」

初めて顔を合わせる人にも仲のいい友人にもこう話しかけることは滅多にない。でも、一人家でまったりしていたり、外を歩いていると心の中で「天気がいいな」と思うことがある。

誰に話すでも伝えるでもなく、ポツンと

題名にした言葉だけではなく、色々なことを私たちはあまりに口に出してはいない。

好きの気持ちも嫌な思いも。もしかしたら口に出したら変人だと思われるようなことだって、いつ