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自己中心的な行動の兆候?他人の評価ばかり気にしている自分に気付いてみませんか?

人の顔色や評価ばかり気にして疲れていませんか?
「失敗したらどうしよう」「嫌われたら嫌だな」「仲間外れにされたくない」
と考えてしまう気持ちも分かりますが、そんな時は自分のことしか考えていないかもしれません。

そんなあなたに、アドラーの言葉を送ります。
「他人の評価に左右されてはならない。ありのままの自分を受け入れ、不完全さを認める勇気を持つことだ。」

アドラーは、「勇気とは共同体感覚の一面だ」と述べました。
つまり、勇気とは、困難な状況でも、相手を思いやり、
相手を優先することを諦めずに、問題を解決するための力です。
一方で、勇気のない人は、困難に直面すると自分自身のことばかりを優先し、共同体感覚を放り投げてしまいます。

「共同体感覚」とは

自分自身が所属する集団や社会の中での役割や責任を意識し、
その集団や社会全体の利益や幸福に対して貢献することを重視する精神的な態度のことを指します。
つまり、個人の利益だけでなく、共同体全体の利益を考え、共同体のために尽力することが重要であるという価値観です。
具体例を挙げると、例えば、学校や職場に所属する場合、
その組織全体の利益や目的を達成するために、自分自身が果たすべき役割や責任を全うしようとすることが共同体感覚の表れと言えます。
また、地域や社会全体の利益を考慮したボランティア活動や社会貢献活動も共同体感覚に基づく行動です。
共同体感覚を持つことは、自己中心的な考え方を捨て、他者や社会全体の利益を考えることができるようになることを意味します。
そのため、共同体感覚は、人間の行動や社会の持続的発展に重要な役割を果たすとされています。

勇気がない人
勇気がない人は、自分のことばかりを考え、他人の評価を気にします。自分がどう見られるかを気にし、相手に貢献することよりも、自分自身がどのように見えるかを優先します。一方で、勇気のある人は、他人の評価にとらわれず、誰からもほめられなくても、相手に貢献できていることを誇りに思います。 「勇気づける」とは、相手が自分自身を良く見せるために、他人の評価を気にしないようにすることです。相手に、「人からどう思われるかは関係ない」「ありのままのあなたでいいんだよ」と伝え、不完全な自分自身を認める勇気を与えることです。そして、相手に条件をつけずに、ありのままの相手を受け入れ、認めることが、勇気づけに繋がります。

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