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ときどき日記(62)やりがいある職場へ改革急げ

「やりがいある職場へ改革急げ」(8/13読売新聞社説)とあった。タイトルだけパクる。
こんなの簡単だ。

国家公務員のキャリアの試験は難解であることは周知の事実だ。
国会議員がその年齢の時受験していたら何%合格したろうか。
方や国家公務員側は、既に合格してきたのであるから合格率100%だ。
もうここで能力に差が付いている。

その官僚達は、異動のたびに「制度」をひとつ卒論代わりに残すとまことしやかに噂していたのを思い出す。
地方公務員であったとき、市街地再開発事業の補助金事務で建設省に申請書を持参していた頃の話だ。
官僚の数×異動回数分、これまで「制度」が積み上げられてきたことになる。

本来であれば省庁に「制度」がうなるほどあるのだから、使いこなせば良いのだが、大臣(国会議員)に能力が無いから宝の持ち腐れになっている。

官僚から説明を受け、大臣自らのものにして、国民に説明できれば有効になったろうと思われる政策は数え切れないのではないか。

官僚からの説明に耐えうる能力を持ち、その施策を次々と打ち出してやることができれば、官僚はやりがいを持つことができ、ひいては、職場自体が「やりがいある職場」に変わる。

某大臣が突破力で任命された。
突破力を発揮する方法は、国家公務員の生殺与奪を握るしかない。
生殺与奪を握られたら、それはもう奴隷であり、やりがいなど到底持てない。

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