許されないプラごみ輸出
ソフトエネルギー社会(59)
(2)許されないプラごみ輸出
日本や欧米各国は国内のプラごみの一部をアジア各国などに輸出し、輸出先国の環境汚染が深刻化している。
日本で排出される廃プラは年間900万トンで、そのうち、17年には計143万トンが中国などに輸出された。(20/10/3読売新聞朝刊13版35面)
もはや廃プラの輸出は1トンたりとも許される状況になくなっている。製品が輸入、国内生産問わず、国内で完結すべき問題である。
焼却に伴う汚染物質については、大気汚染防止法の効果もあり、技術的にほぼ排出せずに済んでいる。
この技術を活かし、廃プラ発電などの技術開発を急ぐべきだろう。
カロリーも高く、高効率の発電を目指すことができる。一方で、排出されたCO2に見合う植林は当然の事である。
できれば、これまでとは逆に、プラごみを輸入し、国際貢献をしたい。(つづく)
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