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ときどき日記(316)撃墜されたとしても泣き寝入りしろ

宮古島近海で自衛隊のヘリが墜落した。

中国に撃墜された可能性もある。

この日は極めて象徴的な日でもあった。
沖縄近海で中国の空母が展開していたし、米台の幹部が会談をしている最中、日米安保の当事者である日本の自衛隊師団長が搭乗していた。

中国がジャブのつもりで撃墜したかもしれない。

ただ、ここは泣き寝入りをしてでもグッと堪えたい。
明らかにしてしまえば、むしろ中国の思うツボになる。
認知戦に持ち込まれる。

明らかにすれば、日本は反撃や威嚇ということで世論は確実に沸騰する。
いくら威嚇のためといえども弾を発射すれば、開戦とみなされる。
日本が国連の規定する敵国条項に該当する国だからだ。
かつて開戦した国だから監視の対象になっているのだ。何をしでかすか分からない国扱いだ。だから弾を発射すれば当たろうと当たるまいと攻撃される対象になる。

残念ながら泣き寝入りするしかない。

一方、中露が不穏な動きをみせている。

日本が威嚇するだけで開戦になってしまい、同時期にロシアが同じく敵国条項のフィンランドに侵攻すれば、アメリカでも手に負えなくなる。
NATO側の方が堪えきれず核兵器に手を出す。
あとはご想像の通りだ。

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