世界経済10年で4割増し
地球のため、全人類、夜は戒厳令(169)
「世界経済10年で4割増し」
「国際通貨基金(IMF)は30日発表した新たな世界経済見通しで、2023年の世界全体の経済成長率を2.9%とした。」(2023/1/31読売新聞夕刊4版1面)
この数字は殊の外、大きい数字だ。電卓を叩いてみた。この調子でいけば10年で4割近く経済が拡大する。
地球温暖化とそれによる気候変動は、人類の経済活動によるものとされている。
経済活動は「暮らし方」と読み替えてもいい。
地球が量的限界、機能的限界を超えたのに「暮らし方」を改めないからこんなことになった。
「暮らし」が4割拡大する。限界を超えているのにだ。
暮らすには物的消費なしでは成立しない。物は地球から採取されるものと地球の機能を使わないと絶対に生産できない。
それを消費者に届けるまでに更に地球から採取されるものと地球の機能を使うことになる。
地球から採取されるものと地球の機能を使うと、これも絶対に温室効果ガス、温熱、廃棄物(ゴミ)が出る。これが4割増しになる。
くどいようだが、限界を超えているのにだ。
SDGsなんかじゃ足しにもならない。
「暮らし方」を改めるしかない。
あるいは、資本主義経済を打倒するしかない。
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