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制度を整えたからといって、奴隷制が根絶されるとは到底思えない

地球のため、全人類、夜は戒厳令(63)
 
「制度を整えたからといって、奴隷制が根絶されるとは到底思えない」
 
「入国規制緩和『特定技能』受け入れ本格化 人手不足の外食 歓迎」(2022/5/31 読売新聞朝刊13版7面)と報道されている。
 
ただ、私には、人手不足のていのいい埋め草に見えて仕方ない。
 
事実、記事には「人手不足」「政府は人手不足を背景に外国人労働者を確保するため、(略)『特定技能』を設けた」とされており、人手不足の解消が主眼になっていることは否めない。
 
そして、「家族の帯同はできない」「在留期間が限られ、使い勝手が悪い」など、奴隷色が濃いことをうかがわせる。
 
同日夕刊(4版8面)には、「技能実習生暴行 許可を取り消し」という記事があった。
 
制度を整えたからといって、奴隷制が根絶されるとは到底思えない。
 
人手不足の埋め草だし、使い勝手が判断基準になっているからだ。(つづく)

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