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〝失われた20年〟の前に戻ったんだから良かったじゃん

地球のため、全人類、夜は戒厳令(139)

「〝失われた20年〟の前に戻ったんだから良かったじゃん」

円安が24年ぶりに146円台になったという。
22日の円買いの為替介入が水泡に帰したということだ。
効果の短い薬だった。体質改善の足しにもならなかった。
いくら薬を呉れても体質・基調が変わらなければ円安は決して変わらない。
そして、円は今、量的緩和でそれこそ「売るほどある」から安くなるわけだ。

円余り。

金利も無いし。

円を持つことは危ない。

何か円を持つ価値を見出せますか。

ちなみに経済の全てを国内完結できれば円相場などに振り回されることは無い。

円高を悪用し、カネの力で、労働の果てまで外国にぶん投げてきた。
円安になれば雇用の口が増える。

ちなみに村上龍の「半島を出よ」を読み返しているけれど、この社会背景がシャレにならない。
円安が進み、為替介入するが、ここからは小説で語られる想像になる。
外貨は為替介入で使い果たし、債券が紙くずと化し、銀行は口座を凍結する。国民の貯金は何割も政府に没収される。

今、日本がやらなければならないのは、経済規模の拡大やその維持ではなく、経済の質を整え、食やエネルギーを自給自足できるようにすることだ。

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