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デッサンはインドアスポーツと思う今日この頃

季節がいいので、週末はアウトドア的なことをしてますが。
平日はデッサン練習やってます。
前日の自分を超えているか分かりやすいので、日々の練習は同じモチーフを使って描いてます。
昨日、美術女子が私のデッサンを見てレベルが1段階上がったと褒めてくれたので記事を書きました。

美術女子にデッサン始める前に言われたのは、テクニックよりどれだけモチーフを見るかがで決まる。描いた量に画力は比例する。

で、言われた翌日からデッサンを始めて現在に至るのですが。
悪戦苦闘です。
何も考えずに毎日描けば良いというものではなかったです。
絵は天賦の才がある人だけが、閃いてすぐ描きあげるものでないです。

何をそんなに苦労しているのかを記載します。

1.曲線が思いどおりに引けない

円柱の上部の円の線が上手く引けない。
一発勝負で一筆書きを毎日やってもだめだ、途中で線がズレる。
では、短い線を描いてつなぐ。多少は線が太くなる。
ここを消しては描きなおすのでとにかく時間を費やす。

綺麗な楕円にならない
真ん中が急角度過ぎる

ここは、方眼紙を使ってるんだから、点を打って、左右対象、上下対象にしよう。多少は曲線を引くのがマシになった。
それと、時々、目を紙から遠ざけて全体の画角を確認しながら描くようにしました。

2.デッサンで白色を表現でどないせいちゅうねん

紙は白い。鉛筆は黒い。
まあ、普通に考えれば、塗らずにそのままにしていれば白い。
4/1(初めて一カ月半後)のデッサンです。
この頃まで、絵がベッタリ平面でした。
白色も銀色もクリーム色も違いはなく、ただ紙の色でした。

白色を表現するために、モチーフ全体を塗りました


この頃、スケッチやってみました。
滝を描いたのですが、水のように透明なものは描かないと絵にならない。
もがきながら描いた結果、全体を塗ってから消しゴムで消して濃淡をだすことをやってみました。
まあ、結果スケッチなボロボロだったのですが、構図の決め方と透明を描き方が今の描き方に繋がりました。
今は、白色でも黒い鉛筆で塗る。白ではないが濃淡で周りより白く(明るく)表現するという描き方にしてます。

3.円柱の文字がなぜか凹むのを何とかしたい


見たまま描けばよい。それを言えばそうだが、一生懸命描いてもその部分が凹んで見えます。
真面目に文字をしっかり見る。
文字は真ん中に近いところから外に向けて斜めになってる。
真横に水平ではない。
ほんのわずかに真ん中側は大きい。
アルファベットなので直線なので定規を使えば楽勝と思ったが、世の中それほど甘くない。円柱に書いた文字は微妙に曲がってる。
ついでによくみるとHUMIDEFIERという文字も外にいくほど細い。「M」は、左右対象でない。左半分はちょっと狭い

4.蓋と本体の円柱部分の画角があわない

長いこと克服できなかったです。
まず、スチームの噴き出しの数が実物ほど多く描けない。
それば、フリクションや太い芯で描いてたので、細い線が引けずに噴き出し口を沢山かけなかった。

巳白さんというプロの作家さんの記事にシャーペンの記事があった。
なんと修理までして使うとは、たぶん0.2ミリのシャーペンと思って注文。

0.2ミリのシャーペン探すと意外と安かった(笑)
巳白さんのは金属製で高そうです(笑)
線が細いのでいっぱい噴き出しが描けるようになった。

さらに毎日描いて最近気づいた。
あれ、スチームの真ん中白い色が多い。
真ん中に楕円で白い、ていうか穴じゃないじゃん。

中央の穴の周りに楕円形のプラスチックがある

この楕円て手前が細い、奥は太い。
このあたりも手前が細い。
なんとなく、画角が本体円柱部分とあってきた。

上部の面はかなり上から見てます。正面の円柱部分は少し上から見てます

5.これが最新ですが、グリップをどう描いたらよいのか模索中


円柱のポチポチと窪みのグリップがありますが、綺麗に描けてないです。
こいつ窪んでる所のほうが白い。。。。
ちょっと、他の上手い人の作品を観て勉強しようと思います。

平日はこんな感じで描いてます
最新のデッサンです


当たり前ですが絵を描くのは一夜にして上達しませんね

なぜ、インドアスポーツと思うのか?
前に巳白さんが言ってたからと言えば身もふたもないので。
私の理由ですが、
・思ったとおりに線を引くには練習するしかない
 歴史上の偉大な作家さんも練習しないとあんな作品は描けるはずない
・絵を描くには、描かない人が考えるよりめちゃめちゃ時間掛かる。首も疲れます。
・やはり体調や精神状態が良くないと絵に不調がでてしまう

バスケなどスポーツで試合に勝つために頑張っている人が似たようなこと言ってる思いません?
結局は根性あるやつが、すごいヤツなんです。 

この記事を書いてて思ったのは、デッサンて結構頭使うなあと思いました。

テクニックより、どれだけモチーフを見るかがで決まるというのが今更ながらわかります。
結局、10万本シュート練習するのは当たり前で、何を上手くなりたいかを考えてやらないと、人より上手になりません。
ど素人でプロになる気はない人間の今時点の見解ですが。
やはり、どれだけ鉛筆を使ったかで、絵が観る人を引き付ける力が違うのではないでしょうか。

ここが引き付けるパワーかなと思いました。

といわけで、デッサンはインドアスポーツであると思いましたと締めさせて頂きます。

長文を最後まで読んで頂きありがとうございました。




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