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書く習慣1ヶ月チャレンジ Day4 今1番変えたいことは

今一番変えたいことは、
自分の怠け心だ。

「怠惰」は私の大きな欠点であるが、7つの大罪の一つであるくらいだから人類共通の悩みに違いない。本当にどうにかしたい。

私は今まで語学やプログラミング、音楽、その他色々なことに取り組んできた。続いたものもあれば、途中で諦めたものもある。
これらはどれも、一朝一夕にして習得できるものではなく、日々継続していくことで新たなスキルを獲得していくものである。そして、大抵の場合、得たスキルで何かを行うことまでがセットである。
なので、私が怠けたくないものの対象は、単なる趣味としてやろうとしているものではなく、スキルを獲得する、目標を達成するといった自分の生活をより豊かにすることを目指したものである。

なぜ、怠け心をどうにかしたいのか。

怠けは時間を奪うからである。

怠けることによって、できたはずのことができなくなってしまう。「今日はだるいから明日やろう」「また今度やろう」
と言っているうちにやらなくなる、なんてことはよくある。
時間は有限である。もしかすると、明日突然死ぬかもしれない。やっておけば良かったとあとで後悔しないためにも、怠け心に時間を奪われないようにしたい。

そもそもどうして怠けてしまうのだろうか。

一つは、明確な目的がないからだと思う。
ぼんやりと惰性でやっていることは、知らないうちに惰性でやらなくなる。
自分の人生を振り返ってみると、「なんとなく面白そうだからやってみよう」と始めたことで、今まで続いているものはない。
でも、目的があれば、現状と理想(目的)のギャップを埋めていくために何をしなければならないかが明確になってきて、行動しやすくなる。その目的が素晴らしいものであればあるほど、怠けにくくなるだろう。

ただ、このように明確な目的があるからといって、怠けずに続けられるというわけでもない。何かをアウトプットできる場所やフィードバックしてくれる場所も必要である。自分以外の他者の存在が励みになることもあるからである。
日々着実に身につけていっているスキルを使う場所がない、あるいは成長している実感がないと続かないのである。

しかし、残念ながらこれでも足りない。
意外と大事なのは、毎日、自分のやった成果を目で見ること
習慣は、昨日の自分の繰り返しである。昨日の自分がやった成果を目で見て、昨日の自分を褒める。そうすることで、今日も繰り返し同じことをしようとするのである。

私は日記を書くことと20分以上の運動を毎日の習慣にしている。

日記はノートに手書きで書いている。ちょっといい装丁のノートにを書くことで、毎日ノートを開くのが楽しみになる。前日分まで毎日ちゃんと書き続けているという実績があるだけで、今日もちゃんと書こうという気になる。

運動は、1日20分以上、消費カロリー200KCAL以上と決めている。この目標をアップルウォッチに設定している。これが達成できれば、アップルウォッチに褒めてもらえる。そして、その成果も記録される。
アップルウォッチが独自に設定した目標をクリアしたら、カラフルなバッジがもらえる。単純な仕組みだが、このバッジをもらうために意外と頑張れる。
過去の成果をアップルウォッチやiPhoneで見ることができるので、続けるモチベーションが上がる。

アップルはおそらく、どうしたらこのアップルウォッチが多くの人に長い時間使ってもらえるかを考えて作ったに違いない。
アップルウォッチを身に付け続ける間は、毎日運動することができて自己の健康増進に繋がるが、アップルウォッチを手放すと運動する習慣までも手放してしまう可能性がある。人間の習慣を徹底的に研究して作られたこの製品を、私は少し恐ろしいと感じる。

これから怠けないようにするにはどうすればいいか。

あらかじめ怠けないようにする仕組みを考え、毎日の生活に組み込むこと、これが大切である。
何かを新しく始めようとするたびに、いちいち怠けないようにする仕組みを考え、設定するのは面倒であるが、

三木清は『人生論ノート』で、
習慣を自由になし得る者は、人生において多くのことを為し得る
と言っている。

新しいことを始めるのも勇気のいることだが、それを続けることはもっと大変である。
人生において多くのことを為し得ようとするならば、少し面倒でも習慣をデザインする努力をすることが大切である。

これらのことを踏まえ、引き続き書く習慣1ヶ月チャレンジを頑張りたい。


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