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書く習慣1ヶ月チャレンジ Day16 あなたの1番大切な人

私の大切な人は、今お付き合いをしているパートナーだ。

彼との出会いは大学のサークルだった。付き合う前は、彼のことをいい友人くらしにしか思っていなかったが、話しやすさと優しさに惹かれ、21歳の時に付き合い始めた。

彼のいいところを言いたい。

まず、話を聞いてくれる。聞き上手だ。
私が一方的に、まとまってない話をしてしまっても、まず最後まで聞いてくれる。聞いてくれた後に、話のすり合わせをして、ちゃんと理解してから意見を言ってくれる。

聞き手のことを考えると、結論から話してほしいと思うのが普通だろうが、彼は「仕事じゃないんだから、思ったことを思ったように話していいよ」と言ってくれる。なので、こちらはついつい気を抜いて何も考えずに一気に話してしまう。これは彼の負担になっているかもしれない。
でも、黙って話を受け止めてくれる、これだけで、だいぶ救われる。


そして、彼はどんな内容の話でも興味をもって聞いてくれる。

私たちは日常会話から、読んだ本の話、ニュースの話、ビジネスの話、家族の話、何でも話す。しかし、私の好きな哲学、政治、歴史、古典文学のような、明らかに彼が興味のないような話でも、彼は話を理解して聞いてくれる。彼とは大学の学部も同じで、お互いの学力や教養のレベルが近いということはあるのだろうが、話を合わせて聞くことができるということは、やはり彼の方が頭がいいのだろう。

大学を卒業して、私が留学している間や実家にいる間は遠距離恋愛だった。しかし、寂しくはなかった。それは、毎日欠かさず夜に1時間、テレビ電話で話していたからだ。お互いにその日の出来事を話すだけなのだが、これが私の精神安定剤になっていた。

特に中国に留学している時は、彼と話すことで寂しさを感じずに済んだ。
日本と中国の時差が1時間あったので、彼との電話は日本時間の夜の11時からだった。毎日仕事で心身ともに疲れていただろうに、私の中国での出来事や悩みなど、いろいろ聞いてくれた。今でもこの時のことは感謝している。


彼は、どんなことでも真剣に考えてくれる。

会話の中で、問いが生まれたら、真剣に考えて、答えを出す。わからなかったら調べる。そして、情報を共有する。こういうことを彼は苦もなくやってくれる。

最近だったら、私の就職活動の話を何時間も聞いてくれる。その上で、彼は調べて、意見を述べて、アドバイスをくれる。
彼が私のことを真剣に考えてくれるというだけで、本当にありがたい。ただ一緒に考えてくれるだけで、自分の悩みは自分一人だけのものではなくなるから。

親密な関係であっても、面倒くさがらずにどんなことも一緒になって考えてくれるというのは、彼の素晴らしい長所だ。共有者がいるという事実が、人を孤独から救ってくれる。自分もできるようになりたい。


これは、一番大事なこと。
彼は私の自主性を尊重してくれる。

まず、私の意見を聞いて、そのあとに彼が自分の意見を言う。
また、私がやりたいと言ったことは、極力やらせてくれるし、私の自由にしていいと言ってくれる。いつも彼は私のことを優先してくれるので、私は「自分は大切にされている」と実感できている。

だが、私は彼ほど、彼の希望を聞いてあげていない気がする。
彼が一人でやることは、彼の自由なので干渉しないし、好きにしたらいいと思う。
しかし、彼が「私と一緒に〇〇に行きたい」とか、「私と一緒に遊びたい」とか、そういう提案をしてきたときに、私が同意しないときはすぐに提案を取り下げてしまう。彼は無理強いはしない。だから、結果的に何でも私の意見が通ってしまう。

私は彼より、気分で物事を決めてしまう。彼は、自分が提案をするときには、その理由を述べる。でも、私はそれを気分で却下している。なんとなくやりたくない、とか、面倒だとか。たまにそれっぽい理由をこじつけることもあるが、だいたい気分で決めている。これは良くない。

彼は、私を理解しようとしてくれる。そして、大切に思ってくれる。だから、私の大切な人になった。
私も、彼を理解しようとしているし、大切に思っているつもりだ。それが、ちゃんとできているだろうか。

信頼関係は、お互いの行動の積み重ねによってできるものだ。とても時間がかかる。これからも、彼を大切にしていこう。

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