炭酸水のペットボトルを振ってほしくなった日のこと。
子どもって、よくイタズラをしますよね。
本人はイタズラとも思っていない可能性もありますが、大人から見たらイタズラ。
困ったものです。
昨日は開けた炭酸水のペットボトルを、子どもがくるくると回して遊んでいました。
怒りはしないものの、わたしは思わず止めに入ります。
「それやると苦くなくなるから、やめてくれるかな?」
注) 我が家では、炭酸のしゅわしゅわを"苦い"と表現します。
ニコニコと楽しそうにしていた顔から一変、しょんぼりした子ども…
「あー、失敗したぁ!」と思いました。
おそらく子どもは、炭酸の泡が出てくる様子を見て、楽しんでいたのだと思います。きれいだなーとか思っていたかもしれません。
その気持ちをそいだのは、わたしの小言。彼がどんな気持ちだったのかも、分からずじまいです。もったいないことをした…
もうひとつ。振り続けたら最後どうなるかを実際に体験させてあげればよかったと思いました。
わたしはことばで、行為の結果を子どもに伝えました。しかし、本当の意味で理解したのかは、微妙なところ。
それなら気の済むまで遊ばせて、最後にどういう結果が生まれるのか、一緒に見届けてあげればよかった…
なんなら、振りすぎて吹き出すようすも見せるのもあり。(イタズラ再発防止の意味で)
そう思い、子どもに聞いてみました。
「好きなだけ、振ってみる?」
「ううん」
と即座に首を横に振られてしまいました。ですよね。でもそこは炭酸水を振ってほしかったよ!(勝手でごめんね)
この1本くらい、思う存分振らせてあげればよかった!
と後悔しました。尊い犠牲となるその炭酸水には申し訳ないけれど。
その方がきっと、親子ともに学べたことが多かったに違いない…
この程度なら、次のイタズラは頭ごなしに止めない!ひとり心に誓いました。
子どもはイタズラとも思っていなくても、大人から見たらイタズラ。
でも、たまには同じ目線で、子どもの感じていることを一緒に感じる余裕を持ちたいなと思いました。
そして、
一回くらい許してあげてもいいのかな?
失敗させてあげても、いいんじゃないの?
そんなことを考えさせてくれた、苦いイタズラでした。
もしもあなたの子どもが始めたら、ぜひ炭酸フリフリに付き合ってあげてくれませんか?
子どもの笑顔と引き換えに、気の抜けた水を飲むだけで済みますから笑
それでは、よい一日を。
ごきげんよう
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