模試の活用法
初めに
模擬試験を受けるとき、判定ばかり気にしてないでしょうか。高校生活の中で模試を受ける回数はなかなかのものです。模試を受けるだけでも大変ですが、しっかり模試を活用することで、さらに学力を伸ばすことができます。
模試の種類として
記述模試
マーク模試
大学別模試
があるのですが、今回は高校1年生、2年生あたりを対象としているので、記述模試を前提としてます。共通テスト対策のマーク模試や、大学別の模試については多少内容が異なる部分があるかもしれません。
普段の勉強ではできない模試の利点
普段の勉強が定着しているか知ることができる
試験と同じ緊張感で問題を解くことができる
客観的に採点してもらえる
周りの人と比べることができる
模試で気になるのは判定ですが、模試は自分の弱点を知り今後の勉強に生かしていくために使いましょう。
模試を受ける前にすること
一週間前
今まで習った範囲の問題をいつものテキストで復習するのがよいかと思います。公式を覚えてないから、30分暇になってしまったとかはもったいないので基礎力をつけておきましょう。
今回の模試での目標を立てて臨むとなおよいです。
前日
模試はかなりの集中力が必要ですので、前日は早く寝ましょう。次の日のお昼の準備はした方がよいかもしれません。
当日
遅刻しないように余裕をもって登校して、試験に臨みましょう。昼食や休憩で食べやすいものを研究するとよいです。
模試を受けたらすぐすること
模試を受けて疲れているかと思いますが、その日もしくは次の日のうちに模試を振り返りましょう。時間がなくて解けなかったところはもう少し考えてみる。その後は、答え合わせをしてみて解説を読みましょう。
答え合わせをするとできたと思った問題も間違っている場合があります。そこはミスしやすい箇所なので注意しましょう。
得点をとれなかった原因を分析する
計算ミスをした
公式を覚えてなかった
問題文を勘違いしていた
習ってない分野が出題された
時間が足りなかった
数学を例にしましたが上のような例があると思います。見つかった間違い1つ1つに対して次はどうしたら防げるか、次の模試までにどうやって勉強していく考えましょう。
模試返却後にすること
成績表から苦手分野を探す。
他の生徒に比べて苦手だという分野を頑張って勉強しましょう。科目自体が苦手ですと、全範囲を学習しないといけないのですが、得意科目の苦手分野を見つけることができれば、さらに得意科目を伸ばすことにつながります。
模試を有意義に活用しましょう。ありがとうございました。
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