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筆箱紹介Ⅴ

こんにちは黒猫です。
今回は筆箱紹介Part5をやっていきます。

筆箱 │ sot トライアングルペンケース

前回と前々回に引き続きトライアングルペンケースです。家ではこればかり使っています。

2021年に80個限定で生産されていたモデルで、名前の通り横から見ると三角形になっています。外装にはネイビーのプエブロレザーがふんだんに使用されていて大人の気品を感じます。

内装は左右で分かれており、向かって左側にはペンホルダーが設けられています。平均的な太さのペンを2本差すことができ、内装のコーディネートを楽しむことができます。ペンシースのように傷から守る役割は果たさないので機能性があるかと問われたら微妙ですが、他のペンケースには無い構造なので浪漫や特別感があるのは確かです。

向かって右側は、ペン5~6本とメモ用紙や付箋が入るメインスペースが設けられています。写真では伝わりづらいですが、三角形の構造上奥行きが狭くなっているので取り出しづらさは感じました。また、左側のフラップは水平に開くことができないのでペンを出し入れする際に勝手に閉じてくることがよくあります。フラップを開けると山梨県の伝統織物“甲州織”がワンポイントとしてチラ見えするのでオシャレです。

複雑な構造を採用しているので仕方ないですが、他のペンケースと比べてしまうと使いやすさの面では劣っていると感じました。しかし、つい手に取りたくなるような特別感は他のどのペンケースよりもある(と思っている)のでこれからも第一線で使っていきます。

シャーペン │ PILOT デルフル

かつてパイロットが販売していたシャーペンです。ダブルノック式が搭載されており、内部機構のゴッツいバネが透けて見えるのがカッコイイです。

デルフルは1ノックでペン先を出し、2ノックまたはペンを振って芯を出す機構が採用されています。ペン先を収納している時はペンを振っても芯が出てこないので、フリシャ機構×ダブルノック式は意外と実用的なコンビでした。

ペン先はスペースシャトルのようなゴツい形状になっていてペン先のブレはほぼゼロでした。書き心地もかなり良かったので、廃番にさえなっていなければ隠れた名作ポジションに立てていたと思います。

シャーペン │ ぺんてる グラフ1000

Limited

精神安定剤として入れています。一番気に入って使っているのは0.4mmですが、0.5mmも気分で入れています。(いつかはリミテッドの軸で0.4mmも販売してほしいです…)これまで色々とシャーペンをコレクションしてきましたが、その中で最も使用したのがグラフ1000です。

シャーペンに求めるものは、「デザインのカッコ良さ」や「書いていてどれだけ楽しめるか」など人それぞれだと思いますが、自分は実用性を求めがちです。実用性の基準も人によって変わると思いますが、自分の場合はグラフ1000の重量感、重心バランス、握り心地、書きやすさがどストライクでした。

グリップはカスタマイズしています。カスタムグリップでオリジナリティを出せるのもこのペンの魅力だと思います。

シャーペン │ クラフトエー MP201

アクリルです。パールホワイトの軸に黒い模様が入っています。クセがあるので好みがわかれる模様(自分も最初はあまり惹かれませんでした)だと思いますが、実際に見るとラメ感や奥行きのある模様がとても綺麗な軸でした。

削り出しの金属グリップが使われているので、重心がグリップに集中していてかなり安定感があります。横方向の溝が彫られており使っていると指に食い込む感覚があるので、長期筆記には向かないと感じました(勿論持ち方にもよると思います)。書き心地は自分の好みにドンピシャでした。

右がアクリルで左が木軸(エンジュ)です。どちらもそれぞれの個性が出ているので同じくらい気に入っています。もし機会があれば、旧型のクラフトエー製図用シャープⅠと一般筆記用の口金も試してみたいです。

ボールペン │ カランダッシュ 849

ゴリアットの黒インクを入れてメインボールペンとして使っています。海外インク特有のぬらぬら感は多少感じましたが、ストレスになる程ではなかったので良かったです。自分はゴリアットの青インクも持っているのですが、体感では青よりも黒の方がぬらぬら感が控えめに感じました。インクの濃さは日本のインクと比べるとやや劣る気はしますが実用的でした。

ペンのサイズ感は細身で短めです。小さいながらも、軸の造形には細かいところまでこだわられているので何も無くてもつい手に取りたくなるボールペンでした。

おしゃれ

過去に単体の記事も書いたので良かったらご覧ください

ボールペン │ カキモリ ローラーボール

現在では廃番になってしまったローラーボールペンです。一般的なボールペンとは違い、コンバーターが付いているので好きな万年筆のボトルインクを吸引することができます。透明軸なので内部機構や中に入れているインクが透けて見えるのがお気に入りポイントです。自分はカキモリオリジナルの薄紫色のようなインクを入れて使っています。オレンジ色やペリカンのハイライターインクなど鮮やか系の色を入れてみても良さそうだと思ったので、今使っているインクを消費したら試してみたいです。デザイン的にもシンプルなので外でも気兼ねなく使うことができます。

ラバーグリップは緩やかな三角形になっていて自然と手にフィットしてくれます。自分はペンの持ち方が独特なので矯正してくれるのはありがたいです。

書き心地はボールペンと万年筆の中間のような感じでかなり滑らかでした。本体が軽いおかげでスラスラと書けるので使い勝手も良かったです。ただ、特性上どうしても他のペンと比べてインクが乾きやすいそうなので、できるだけ毎日使う必要があります。自分は書いていませんが、日記などで毎日文字を書く習慣をつけたい方にはぴったりだと思います。

先ほど、現在では廃番になったと書きましたが、カキモリホームページによると今年リニューアルして再登場するそうです。デザインは変わってしまうと思いますが、気になっている方は要チェックです。

多色ペン │ PILOT 細字4色

現在では廃盤になってしまった多色ボールペンです。黒、赤、青、緑の4色の油性インクを入れることができます。自分はアクロインキを入れて使用しているのですが、金属軸の重みとインクの滑らかさがマッチしていて気に入っています。

ノック機構には振り子式が採用されており、使いたいインクの色表示を上に向けてノックをするシステムになっています。色表示とクリップの位置を覚えておけば片手でスムーズに使用することができます。また、ノックは奥までカチャンと押すとこができるので心地良いノック感でした。

金属軸に小傷が付きやすく目立つことが懸念点ですが、総合的に見てもかなり出来のいい多色ペンだと思います。

蛍光ペン │ 無印良品 ノック式

オレンジ

ぺんてるハンディラインのOEM生産品です。半透明で無駄に飾らないデザインが気に入っているので、なんだかんだで長い間使っています。ノック式なので片手で操作できるところもポイントが高いです。

発色は自分が持っている蛍光ペンの中でもトップクラスで強く、とにかくくっきりとした筆跡が残ります。人によっては目がチカチカすると感じるかもしれません。

カキモリや他の透明軸のペンと合わせると無印ハンディの半透明が若干くすんだように見えてしまうため、個人的な要望ですが半透明ではなく透明軸のモデルも販売してほしいと思いました。あるいは、金属製の高級バージョンもあったらおもしろそうだと思います。

小物

ラダイト 芯ケース2
最近買いました。シルバーとターコイズブルーの組み合わせが清涼感があって最高です。シャー芯は30本前後なら余裕を持って入るので容量にも満足しています。軸の塗装は禿げやすいそうなので慎重に使っていきたいです。

ライオン 消しゴム
デザインがオシャレで消し心地も良いので消しゴムはこればかり使っています。ストックを買っておきたいのですが、如何せん売っているお店が少ないのでもし次に見つけたら爆買いしておきたいです。

無印良品 クリップ
廃番になったらしいです。方眼のメモ用紙を挟んでいます。

バンコ 定規
全長10cmの定規です。トライアングルペンケースは長めの定規が入らないのでバンコの定規を入れています。正直使う機会は滅多にないですが何となく入れています。

まとめ

また中身が変わったら紹介します。

これからも月イチをベースに更新していくので
良ければスキとフォローもよろしくお願いします。
3,500字を越える過去一の長編になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

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