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人の助けを借りながら

秋冬の大学教員公募戦線を眺めながら、自分の人生について考えるとき。

そもそも私は本当にこの道で生きていけるんだろうか。鬱病を抱えて、就労できる状況にない家族も抱えて、愛猫も抱えて、どうやって生きていけばいいんだろうか。民間で働いたほうがいいんだろうか。もはや障害者雇用の制度を利用してみたほうがいいんだろうか。私はどうすればいいんだろうか。

早く大学の専任教員にならないと。今みたいな非常勤講師の大量コマ消化の日々をこなしていくことは、もう続けられない。心も体も限界を超えていて、少しずつ信頼も失っていく中で、病気が悪化しているのを感じざるを得ない。サインバルタを60mg、エビリファイを2mg、その他諸々を毎日飲んでいるけど、こんなんじゃ足りない、もっと力を出せる薬をください、そんな気分に毎日なっている。私は頑張りたいだけなの。それだけなのに、上手くいかない。病院にすら自力で辿り着けない。

最近は人の助けを借りながら、色んな人の経験と知恵を借りながら、自分に許されているかもしれない道について学んでいっている。いつもnoteでお世話になっている方にもコメントを送ったらご丁寧なメッセージを返して頂いた。秋冬の公募戦線でどんな大学は受けるべきか、受けないべきか。混乱してばかりの頭を冷やすきっかけになった。こんなところですみません、感謝しております。

ツイッター(Xですね、慣れない)のお友達にも、障害者雇用を利用している方がいらっしゃるから、どんな働き方だとか、手帳のこととか、色々伺っている。みんな優しくて、親身になってくれる。ありがたい。道に迷った私を導いてくださる方々は、いつも優しい。是非こちらにと誘い込むことはせず、私に考えるための知識と余地を与えてくださる。本当にありがたい。

来年度、結局どう働くかは決まっていない。非常勤講師としてコマ数を減らして、お金が無くて困ると思いながらも細々と休みながら暮らすのか、何とかして専任を勝ち取ることをやはり目指すのか、それとも民間とか、障害者雇用とか、別のルートを模索していくのか。何も決まっていない。それを考えるための週末に、今週はしている。

今日は指導教官の誕生日だ。おめでとうございます。もう媚びるようにメッセージを送りたくない。鬱病に理解があるような素振りで、実はちっとも理解のない先生。いざというときに助けてくれない先生。そう思ってしまってからは、もうどうにもできなくなってしまった。私は助けてくださる方々に縋りながら、なんとかもう一度自分の足で立ち上がりたい。それだけを目指しながら、どうにか頑張って立ち上がろうとしながら、今の時間をやり過ごしている。生きてはいけるから。電話で泣きついたときに言われた母のその言葉だけを信じて。

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