美しいものを見せてもらった... Netflix『THE BOYFRIEND』#103(2024/8/28)
感動したままパソコンに向かっているさくまるです。
話題になっているNetflix『THE BOYFRIEND』ですが想像以上でした。
今までにない恋愛リアリティショー
題名からお察しする方もいるかもしれませんが、この番組は男性同士の恋愛リアリティーショーという今までにないタイプの番組でした。
私は恋愛リアリティーショーが好きで、これまでも色々見てきました。
(直近だとバチェロレッテ3はリアタイしてました)
私がこういった番組に求めているものの一つが
「自分から遠く離れた場所で行われるドロドロ劇」なのですが、
そう言った要素は全くありません。
むしろ恋愛や仲間といったものの美しさで溢れていて回を追うごとに話に引き込まれていきます。
男性たちの魅力
出演男性は年齢も出身地も仕事もバラバラ。
様々なバックグランウドを抱えた男性たちが集まります。
それぞれがそれぞれを思いやり、決して否定することなく受け入れる広い心を持っています。
両親に言えないまま番組に参加し、どのように伝えようか悩んでいる男性がいました。
そんな男性に他の男性が
「親は子の幸せを願っているから」
と伝えるシーンがあります。
私も人の親になってみて思うのは、本当に親は子の幸せを願っているものだと思います。
どうかこの男性が両親に自分のアイデンティティを伝えられますように。
そう願わずにはいられませんでした。
仲間であり、好きな人でもある
恋愛対象になる母数が圧倒的に少ない同性同士の恋愛。
その中で好きな人ができること、その相手から好きになってもらうこと、
それは奇跡に近いことだと感じました。
自分の思う「好き」が恋愛対象としての好きなのか、仲間、同性の友達としての好きなのか。
たまたま恋愛対象が同性なだけであって、
相手を大切に思う気持ち、
好きに思う気持ち、
受け入れたい気持ちは
異性恋愛と何ら変わらず尊いものだと気付かされました。
そして、自分の気持ちを伝えることはなんと美しいことか。
希望通りの返答がなかったとしても、自分の中でやり遂げた人の背中は寂しげも感じられますが、頼もしくも感じます。
さいごに
人と人との関係の中で様々な壁にぶつかり、
傷付き悩み、時には周りからの助けもあって、
人と向き合う姿勢が変わったり、
一歩ずつ成長していく様子がとてもリアルです。
「そうそう、人ってこうやって成長していくんだよね!」
と応援する気持ちと、
「私も誰かとぶつかってもこうやって立ち直っていけばいいんだよね。」
と励ましのエールをもらったような気持ちになります。
番組の編集の仕方もあるのか、
全体的に押し付けがましくなく、
ありのままに近い形(と思われる)様子が映し出されています。
見終わった後は爽やかな気持ちになり、
美しいものを見せてもらった、、、
と感動の気持ちに包まれました。
ご興味ある方は、ぜひご覧になってみてください。