見出し画像

任地へ到着!

いよいよ2年間滞在する任地に到着しました!


語学研修が終わった後、週明けまでの約1週間は首都のホテルに滞在して配属前のオリエンテーションを受けたり、自身の配属先の上にあたる省庁に表敬訪問へ行ったり、現地での生活に必要な物品の買い出しなど、語学研修とは少し違った忙しさに追われていました。


ホテル近くの地元の食堂にもようやくデビュー!米が多い!

表敬訪問では覚えたての拙いマダガスカル語でご挨拶。片言の言葉でも親身になって聞いてくださり、お褒めの言葉までいただきながら和やかな雰囲気で過ぎました。自分は医療職なのでおそらく日本でいう厚生労働省のような所に伺わせてもらったのだと思います。日本で普通に働いていたらできない経験をJICA様パワーでさせてもらっています。というのも、海外協力隊は政府間での取り決めで活動が決められているので省庁へ表敬に行くことになってるのかと思います。


日本でマダガスカルと言われて思い浮かべる奴らもいた。


買い出しに関しては自分の住む部屋は家具が一通り付いているとのことだったのであまり追加で買わなければいけないものはなく、ダニ対策で新しいマットレスを買ったのと、トイレットペーパーなどの日用品程度でした。マットレスはタクシーでホテルまで運んでもらいましたけど、小さい車のトランクを開けてトランクに突き刺すように乗せてトランクのドアは閉まらない状態で行きました。衝撃で落ちないか冷や冷やでしたが、無事運びきれました…。


事前にサイズ聞いてたけどちゃんと確認しなくて小さかった。


日曜には自分より一日早く同期が任地へ出発!ということでなんとか早起きして見送りました。


同期は任地まで4~5時間の旅。


そしていよいよ自分の番(写真はないけど)!

自分の任地は首都の中心部から車で約1時間程度の郊外にあたります。家の周りはあまり建物とかはなく閑散としてますが、坂道を15分程度行くとちょっとしたお店が立ち並ぶ通りに出て、そこからバスで少し行くと近くの町まで行くことができるような立地です。


道はなかなか悪いですが、小さなトゥクトゥクも走ってます。



近くにはバスケットコートと羊?が共存する謎空間が。


引っ越し当日に配属先にもご挨拶。院長先生と現場医師のトップの人?と同僚の作業療法士の方に迎えていただきました。特に院長先生は『コロナでずいぶん長引いちゃったけど来てくれてよかったよ!いらっしゃい!なんでも聞いてくれ!』って感じでウェルカムオーラばんばんでした。けどその院長は年末までで退職されるみたいです…笑


同僚の方にはいろいろ案内するからお昼からまた来てくれと言っていただき、約束の10分くらい前に着くと同僚の方も同じくらいに到着。思ったより時間はきっちり守っていく必要があるのかも?



そのまま作業療法棟のような建物へ。ホワイトボードに曜日ごとの活動が提示されてあったり、道具はきちんと棚に整理されていたりときれいな環境で、患者さんの途中作品も見せてもらいながらどんな活動をしているかを教えくれました。また『日本ではどんな活動をしていたの?』とこちらにもしっかりと関心を示してくれました。会話は拙いフランス語とマダガスカル語で伝えられないこと、理解できていないことがたくさん出てくる中でなんとか1時間半程度話して初日?は終わりました。


言葉もこれまで以上に覚えていかなければいけないし、自分がここでどのように貢献していくかを本格的に考えていく必要があるなと実感した一時間半でした。



関係ないけどマダガスカルの道路の写真。車と人力のリアカーと牛舎とバイクといろんな時代の乗り物?が入り混じってる。ちなみに信号はないから渡る時は周りをよーく確認して渡るのみ。


月曜には配属と引っ越しが済みましたが、土曜日に協力隊のマダガスカル20周年イベントが首都である関係で木曜には再度上京しないといけないこともあり、今週は丸々活動は休みにしました。火曜には市場でちょっとした買い物と先輩隊員の方とご飯、水曜には部屋の掃除と物の整理と時間に余裕ができたことを少しは有効活用できたと一安心してます。


すきま風がすごか凄かったので段ボール貼り付け。


これからも週1くらいで更新できたらいいなあ。ではまた!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?