食べることは生きること

食べることは生きること
生きることは食べること

と、聞いたことがあります。

うんうんと頷けます。
たしかに、食べないと元気は出ません。
健康も保てません。

私は頭痛持ちで、時に吐き気のある頭痛になる時があります。
この時ばかりは、何も食べることが出来ません。
けれど、これ以外は食べます。
元々、小さい頃から、量は食べれません。
好きな物はお魚とお野菜です。

野菜はボールいっぱいのサラダを抱えて一人で平らげるくらい好きです。
お肉とお魚が食べられなくなったら、サラダが主食で平気というくらいのサラダ好きです。

話しが随分それましたが、
食べることは生きること
生きることは食べること
に戻りたいと思います。

私の大好きだった母方の祖母は糖尿病でした。
晩年は、食事制限があり、食べたい物を食べたいだけという風にはいきませんでした。
だからといって、かなりの制限があった訳ではありません。
年相応なりの食事は出来ました。
おばあちゃんは良く噛んで食べる人でした。

そんな今は亡き祖母の姿を思い浮かべながら思います。
食べることは生きることで、
生きることは食べることだなぁと。

昔のおばあちゃんのエピソードですが、
庭に大きな柿の木がありました。
通りかかる柿好きなご近所さんが
「沢山成ってるわねぇ」と、柿を欲しそうに言った時、おばあちゃんは言いました。
「これ、渋柿なのよねぇ」と。

実は、渋柿ではありません。
とても美味しい柿でした。
トンチを利かせた祖母がついた、可愛らしい嘘です。
糖尿病で、唯一、楽しみにして食べていた庭の柿を自分の物として大事に残しておこうと考えた、祖母の可愛らしい嘘でした。

おばあちゃんを思い出しながら、今日もしっかりと食べよう！と思いました。