唾つけときゃ治る 昭和世代必見令和のけが治療
朝のジョギング中にこけた
歩くに毛が生えたくらいのスピードだったにも拘わらず 結構なけがをした
手のひらはずるむけになり 血がだらだら
袖をまくり上げていた 右肩から二の腕にかけてもずるむけ
右ひざも痛いが ズボンをめくってみる勇気はなし
とりあえず 歩いたり ゆっくり走ったりしながら 家まで戻る
恐る恐るめくった膝がどうやら一番重傷のようで ズボンの上からなので砂利などの侵入はないが 深く切れているようだ・・・・
さて どうしたものか・・・
とりあえずすべての傷を洗ったほうがよかろうと 洗う
手のひらは アスファルトの破片などが 皮膚の下に入り込んでいるので めくれた皮をひっくり返しながら 洗う 洗う 洗う
奥まで入り込んだ石は 針を使って掻き出す
とにかく 最初にできるだけ異物を取り除き 清潔にしなければならない ということはなんとなくわかっていた
右ひざ 右肩も 洗う洗う洗う ざぶざぶ洗う 血が流されて傷の全容が明らかになると 少し安心する
さて どうしたものか
消毒液も大きな絆創膏もない
間もなく8時 近くのドラッグストアが開くので 一先ず寝ている夫を起こす
あらゆる場所から出血している妻を見て
「何よ なんなん!?」と驚くも事態を把握すると すぐさま薬局へ
いつもは亭主元気で 留守がいい
だが今朝は留守じゃなくてよかった…
そして買ってきてもらったのがこれ
消毒液も薬もつけず 自らの体液(滲出液)を含んだジェルで傷を覆い治す
これが素晴らしい!!
貼った途端滲出液を吸ったジェルが白く盛り上がり 傷が見えなくなる
傷をすっぽり覆ってくれている安心感
それに 耐水性が半端ない
貼った時からお風呂も水仕事もオッケー
怪我をした時は 傷をそぅっと手で覆い
ゆっくりお湯につけていき 全部浸かったところで指を1本ずつ外していくというおまじないのような事をしてお風呂に入っていた昭和世代
あれ 何か意味あったんやろか?
何なら怪我なんか唾つけときゃ治るとか言ってほんとに唾つけてた子もいた
(でもこれは科学的に証明されていてあながち嘘ではないらしい)
それから考えるとキズパワーパッドはほんとに凄い
貼ったガーゼから黄色い液が滲むこともない
貼ったガーゼを傷から引き剥がす痛さもない
日に日に滲出液で盛り上がる白い部分が小さくなっていき
5日経ったとき 手のひらから滲出液が出なくなり パッドを外すと
かさぶたを作らずして新しい皮膚ができている!!
これからゲガをする子どもたちが羨ましい こんな心強い 治療法があるなんて
とはいってもおばChannelはもう怪我はゴリゴリだ
今度コケたら骨折も視野に入れておかなければなるまい
くわばらくわばらと独りごちるおばおばChannelであった
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