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コミュニケーションがうまくいかない理由


なぜ言いたいことが伝わらないのだろう。
これを解決すべく、コミュニケーションが上手くいかない理由を紐解いていこう。
今回はその原因の一つを提唱したい。
それは言葉の定義だ。

コミュニケーションがうまくいっていない例

例①
Aちゃん「Cちゃんって陰キャだよね。」
Bちゃん「そ、そうだね。(そうかな・・・?)」
このとき、Aさんは言いたいことをBさんに伝えられていないことになります。
例②
Oくん「いい男になりてえなぁ。」
Oくんの彼女「十分いい男じゃない!」
Oくん「そうじゃないから目指してるんじゃん!怒」
このとき、コミュニケーションがうまくいっていないですよね。

原因

私はこうなる一つの要因として、言葉の定義の違いがあると思う。
上記の例にしても、

AちゃんとBちゃんで「陰キャ」の定義・前提が違うから、他人のことを言葉で表すときに納得感が生まれなくなる。
Aちゃんにとっては「陰キャ」=「スクールカースト下位」だったとしても、Bちゃんにとっては「陰キャ」=「根暗だけど話してみるとしゃべりやすい人」かもしれない。

Oくんのカップルに関しても「いい男」の定義・前提がきっと違う。
Oくんにとっては「いい男」=「マッチョで年収が高い男」だったとしても、
Oくんの彼女にとっては「いい男」=「料理ができて、やさしい男」かもしれない。


人は経験してきた人生がそれぞれ違うし、知った言葉のきっかけも使った回数も違う。だから人と人で、同じ言葉でも違う意味になったりすることがおうおうにしてある。
これは研究でもビジネスでも気をつけるべきポイントだと思う。
目的・目標・顧客など他人と相談していくとき、それは果たして同じ意味で使えているだろうか。
一口にいっても「顧客」とは何を指すのか。
お金を払ってくれた人?お金は払わずとも興味をもってくれている人?
こんな言葉の定義をしっかり確認することが円滑なコミュニケーションに必要だ。


最後まで読んでくださりありがとうございます。また、書きます。

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