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森を走る湧水

関東はついに梅雨明け。夏本番通り越して危険な暑さになってきました。そろそろ出社禁止令でも発表されないかな・・・(されない)。

少しでも暑さを回避するための工夫として週末は標高の高いところへ行くことに!(力業)。

今回は森の中の水辺で涼んでみました。


栃木県『尚仁沢湧水』、日本の名水百選に選ばれる知る人ぞ知るスポットへ。

水の湧き出るポイントまでは30分ほどのハイキングとなる。

麓には名水パークがあり、湧水を組むことができる。併設されている店内では水汲み用のペットボトルも販売されているので安心。

ポリタンクに水汲みする人々を横目に、可愛く500mLのボトルに水を注いでいざ出陣!

名水パーク/水汲み場

と思ったら遊歩道入口はもう1kmほど東側らしい。少しややこしい。

気を取り直して入口前の駐車場(トイレあり)に駐車、遊歩道に入っていく。

しばらくコンクリートの道を進み、ヤマビル注意の立て看板を横目に山道を登に入っていく。

尚仁沢湧水/遊歩道

木漏れ日差す遊歩道を進んでいくと見事な水の流れに出くわす。透き通る水面には周囲の緑が映りこむ。

水は冷たく、側によると涼しくなる。2,3組のハイキング客が水辺周辺でくつろいでいた。

緑を映す水面

せせらぎを聴きながら緑に包まれた道をゆっくり進む。

道中、ガクアジサイやミヤマカラマツなどが咲き、苔むした岩や倒木に隠れるように生えるキノコに出会う。

尚仁沢湧水/遊歩道

終着点前では溢れんばかりに清流が合流する。水の透明度はもちろん、写真では伝えられない迫力のある流れは素晴らしい。

湧水というよりは川である。

湧水がつくる渓流

渓流沿いに少し行くとゴール。水の湧き出る終着点はちょっと地味。ポコポコしているのだが写真では分かりづらい。

湧き出し地点
流れがパタリと途絶えるので分かりやすい

周囲は変わらず緑に包まれ、『名水百選』の標識が静かにゴールを示していた。

終着点
染まりそうなほど緑みどりしている

まさに"緑に癒される"という言葉を体現するような場所でした。そして大抵こういう場所は水が綺麗!

実は夏の早朝には光芒(光の筋)が差すことでも知られ、写真家界隈では有名な場所です(たぶん)。

都会で蒸されるよりも心地よく汗を流せると思いますので、近くによることがありましたら立ち寄ってみてください。

それではまた次のnoteで👍

草影に隠れるキノコ

P.S.
今年も厳しい暑さが長く続くようですので、水分補給大事にして頑張ってまいりましょう!👍



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