安心して暮らすために、今日からできること

いつもは心のお話を中心にしていますが
私たちは現実を生きています。

現実的なことを抜きにして、
安心して暮らすことは出来ません。

夏至図読みをして
本当はそこに入れ込みたかった内容があるのですが、
本筋が伝わりにくくなりそうだったので
別記事にしました。

今、スーパーに行けば、
様々なものが値上がりしています。
本当にため息が出ます。

でも、値上がり以上に困るのは
食料不足になることです。

今や日本は、食料を輸入に頼りすぎています。

2022年度の日本の食料自給率は
カロリー換算で38％だそうです。
6割以上が輸入ということです。

25年ぶりに「食料・農業・農村基本法」が改正されました。
世界の食料環境が激変する中、
私たちの命の源である食料を
輸入に頼りすぎていることに危機感を感じた
ということの表れでしょうか。

例えばこれを受けて、
みなさんはどう思われますか？

こういったことは
国が対策をするしかなくて
私たちにはどうすることもできないと
思いますか？

そうではありません。

「私たちがどう行動するか」が
とても大事だということを
忘れてはいけません。

例えば、
頑張っている地元の農家さんのお野菜を買っていますか？

誰も買わなければ
作り手はどんどん減ってしまいます。

少し割高でも
それを買うことで
地元や
日本の農家さんたちを応援することになるのです。

「買物は投票」とも言われますよね。

あなたの買い物の仕方は
あなたが望む未来に対する投票だと思うと
分かりやすいかもしれませんね。

私たち一人ひとりの買い物の仕方を変えることが、
国の自給率を上げることにつながります。

日本をどうしていくのかは
政治家が決めることではなく
私たちの行動が決めるのです。

食料のことに限らず
私たちは
自分の行動が社会を作っているのだと自覚することが
これからますます必要になってくるのだと感じています。

みんながやっているからとか、
これが当たり前だからというところから一歩出ましょう。

「自分はどう思うのか」「どうしたいのか」
「これをすることがどんな未来に続くのか」を考え、
行動として表していきましょう。

その結果が、
安心できる生活につながっていくのではないでしょうか。