小説投稿一年。連載は150話に。やりたい事。キャラ可愛いってなんぞや。避けて通れないSNSの付き合い方。
ノベルアップ+というサイトで小説を投稿してはや一年。一年ってすごいですね。その中でも実は四年プロジェクトである長期連載が150話を超えております。
まずはいつも読んでくれている人には感謝を。本当にありがとうございます。
この小説でやりたい事は、どんな世界、生まれや境遇であっても、三人は仲良く、強く生きていく。そしてその行動は世界をも変えていくみたいな事がやりたいのだと思っています。
作者であるらっくは生粋のオタクです。キャラの可愛さも重要でしょう。150話も書いているとですね、キャラの可愛さってなんぞやって、我に返ってしまうタイミングがあるのですよ。これ、結構怖いんです。
連載小説のメインとなる登場人物は三人。イッリ、エリッカ、フィルヴァニーナです。それぞれ欠点を持っていたり、特技を持っていたり、もう本当に我が子のように愛でて、キッツイ試練を与えて、色々な経験をさせたり話を聞かせて育てています。
今度は彼女達にどのように経験させ、何を考えさせようかと話を組んでいる時は、至高の時間です。
しかし、ここで持病である、他人から見たうちの子の魅力の有無みたいなものへの疑問が、たまにポッと思考と手を重くしてくるのです。いやーこれがなかなか厄介でしてね。まあようは、「うちの子ってちゃんと可愛い?」って事なんですが、これを証明してくれる場所は、残念ながら存在しません。
じゃあ作者に出来ることは何かって考えてみる。
面白い話を考え、イラストレーターとも協力体制を強くし、文章としても面白くする。
せいぜいできてこのくらいでしょうなと思っています。
じゃあ、逆に、作者がやっちゃいけない事ってなんだろう。
ここでSNSなどの、メディアとしての作者が出てくると思うんです。
キャラクターは可愛い。面白い話も用意できた。イラストもいい感じである。文章としても面白い。しかし、それらがすべて形にできたとしても、SNSでの振る舞いは、これらすべてを台無しにしてしまう可能性があるのだと思います。
昨今、作品と作家の人間性は関係ない/あるという話題をチラホラ見ます。PVを伸ばす為、或いは本を売るためのSNSでの作家アイドル化のハウツーすら出回ります。私見ですが、それらはそれらがやれるセンスを持っていたり、それらをやってもストレスが薄い人がやればいい事であって、作家はSNSまで面白くある必要は無いと考えています。
しかし一方で、台無しにしてしまうケースは、確実にあると思っているのです。
この作者、作品は抜群に面白いんだけれどSNSがちょっとな……という人は、個人の感想としては少なくありません。そしてこれは、いつ自分がそうなってしまうか分からないという恐怖も同時に孕んでいると思うのです。
せっかく最近では、小説が少し上手くなった等の声も頂いているので、こういった事で自分の作品の良さを下げてしまわないように、一層気をつけてやっていこうと思い直しました。
フォロワーも1000人を超えております。ありがたや。
1000人。創作をやっていると狂う感覚ですが、改めて考えるとすごい人数ですよね。自分は今、1000人にジョークを飛ばすことも出来るし、自分の作品を宣伝する事も出来るし、1000人から嫌われる事も出来てしまうわけです。
もうすぐ小説を書き始めて一年になりますので、可愛いキャラクターを作る為、小説のレベルアップと、イラストレーターとのやりとりのレベルアップ、そして文章のレベルアップ。それらと同時に、SNSの運用にも改めて気をつけようと思い、つらつらと書いてみました。
これからもよろしくお願いします。
生きるためになるべく頑張ります