#6 ハイグレードスタンダード

今日は姉の誕生日です。お誕生日おめでとう。

こう書くと卑屈なんですが姉はわたしと違い優秀です。
推薦で短大に入り就職もスムーズ、寿退社して可愛い子供にも恵まれその子たちも無事に就職しました。
何より素敵な旦那様にも巡り会えました。

もちろん、姉が頑張ったからこういう結果になったのはわかっています。
同じ家庭にいながら姉は厳しくしつけられ、わたしはやんわり過保護気味に育てられました。
それも大きな違いだと思います。

しかし、転機の度には姉と比べられました。

そう、姉は「我が家のスタンダード」だったのです。
母にとっても、わたしにとっても。基準は姉。
そんなハイグレードな姉が基準ですから自分でも自分を卑下してみたりするようになりました。
姉はちっとも悪くないです。むしろこんな考え方しててごめんね、て思います。
羨んだり恨めしがったりしたことも沢山ありました。
でもそれは、姉の努力の成果です。
姉は姉で、わたしと違う悩みを持って育ったと思います。「お母さんに甘やかされてずるい」と子供の頃は思っていたはずですし(言われたことある)。

自分の考え方のくせのひとつがこの、「人と比べる」ことで、他人軸になっている理由にもなっていると思います。
この癖、決して良くないので改善していきたいと思います。

今はこんなわたしのnoteを文句言わず読んでくれる姉に感謝しています。ありがとうね。

そしてここまで読んでくださったあなたもありがとう。