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ひきこもりが加速する記事

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バーチャルSNS、clusterに関連する記事を無造作にまとめています。文化、技術、考察、VTuber等広範囲に網羅しているので是非よしなに。
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#バーチャルSNS

Cluster Creator KitのUnity 2021 対応版の先行配布

こんにちは、PMのhtomineです。 いつもclusterをご利用いただきありがとうございます。 以前からcluster公式番組「Hello Cluster」でお伝えしているUnityのアップデートについてのお知らせです。 Unity2021 アップデート自体は2022/7/18を予定していますが、ワールド・イベント制作者向けにCluster Creator KitのUnity2021対応版を先行配布します。 ↓アップデートの詳細については下記をご覧ください。 はじめ

設定画面から使用言語が設定できるようになりました【cluster v2.32】

こんにちは、htomineです。 メタバースプラットフォーム「cluster」ではみなさんが楽しくバーチャル空間で過ごせるように、さまざまな改善を行っています。 cluster v2.32リリースのお知らせです。 リリースノート:cluster v2.32 ●設定画面から使用言語が設定できるようになりました設定画面から、使用言語が設定できるようになりました。 使用言語を設定することで、同じ言語圏のプレイヤーの皆さん同士が出会いやすくなります。 ✈️サーバーの最初の一人の

【序文5,600字を大公開】 4月5日に自著「メタバース -さよならアトムの時代-」が発売されます

 メタバースとは何か?  僕はメタバースとは、人類の描いた夢の生活スタイルのことだと考えている。  メタバースという言葉が話題になったきっかけは、2021年にフェイスブック(Facebook)のマーク・ザッカーバーグが「メタバースを作る会社になる」と宣言したことだった。彼はその覚悟を示すかのごとく、自身が創業し17年間慣れ親しんだ社名をメタ(Meta Platforms)に変更した。  ITビジネスが次にめざすべきはメタバースである──多くの人がそう考え、今、まさにメタバー

誰かになって世界に挑むVR×物語「グッバイリアル」制作秘話

作品概要本作「グッバイリアル-proto-」はVR-TRPGサークル「ぐだぐだぶとん」と東京大学VRサークル「UT-Virtual」によって制作された、clusterゲームワールドだ。2022年2月にプロトタイプとして公開され、現在は開発中止となっている。 総評結論から先に書くと、このゲームはプロトタイプとして見ればかなり面白いが一つのゲームとして見るとゴミ。神ゲーになる資格はあったかもしれないがそこまで作り込めていない。お前(俺)の作品おもんね~~~~(度々聞こえる幻聴)

単体のデザインから世界観に関わるデザインへ【デザイン奮闘記vol.2】

バーチャルSNS「cluster」を展開するスタートアップとして日々加速を試みるクラスター株式会社。 月に1、2回程度、クラスターCEOの加藤直人とデザインエバンジェリストの有馬トモユキ氏がクラスター社のデザインの現在を語り、発信していきます。 題して「デザイン奮闘記」 スタートアップがデザインをどのように考え、実践しているのか。 生の声をお届けします! 単体のデザインだけではなく、世界観に関わるデザインの面白さに気づく──コンテンツの仕事を通して 加藤 デザイン奮闘記第

PC版・VR版で「探索」メニューを追加、ワールド・イベントに入る時に前回選択したアバターが選択状態になるように、ブロック機能を追加【cluster v1.126】

こんにちは、htomineです。 涼しくなってきましたね。 バーチャルSNS「cluster」ではみなさんが楽しくバーチャル空間で過ごせるように、さまざまな改善を行っています。 cluster v1.126リリースのお知らせです。 リリースノート:cluster v1.126 ●イベント・ワールドが探しやすくなる「探索」メニューが追加されました(PC版・VR版)PC版・VR版で、イベント・ワールド内で使える「探索」メニューが追加されました。 探索メニューを開くと「オンラ

なにもしない関係もフレンド。フレンド歓迎です

バーチャルSNS clusterに入るようになって、3ヶ月。なにもしなくても誰かと一緒にいられて、ちょっと何か思ったことを話したくなったら話せて、おもしろいことをおもいついたら一緒に楽しめる。そんな毎日の世界が、おだやかで安心できる世界だなーと感じています。 でも、アバターという体のある世界で、なにもしないでいてもいいのだとか、それで「フレンド」になれるみたいなことって、初めての人にはとてもわかりにくいだろうなと思いました。 現実の世界にある物理的な恐怖はないし、心理的な

ワールドに荒らしが来た! と思ったら元荒らしが撃退しようとした話

バーチャルSNSのclusterで遊んでいると、たいていは平穏な時間が過ぎていくことが多いんですが、ほんのときどき事件というか、変なことが起きます。 僕が運営しているカジノ&バー「幸甚亭」でも稀に起こります。例えば、みんなでブラックジャックを楽しんでいるときに邪魔をする「荒らし」が来て困っていたら、その場にいた「元荒らし」がそいつを撃退しようとした、とか。 元荒らしが荒らしと戦う光景 何が起きたのかというと。 その日は何人かでテーブルを囲んでブラックジャックに興じていま

clusterのワールドマップができたらいいな! バーチャル空間と人とコミュニティを繋ぐ地図

バーチャルの空間とオフラインの空間、何が一番違うかって、近所とか遠方みたいな概念がないことです。 でも、そういう土地と住所がバーチャルに取り入れられると、視覚的・感覚的な近さや遠さが明確になっていろいろ面白いことになりそうな気がします(実際には距離はなくても)。 僕が少しばかり時間を費やしているバーチャルSNSのclusterは誰でもワールドを作れて自由に公開できるんですが、なんか物足りないなと感じていました。その物足りなさって、実はワールドとワールドの距離感、要するに「

バーチャルDJデビューに、NeosVRデビューなど新しい挑戦の日々

こんにちは、バーチャルゲームライターのでんこです。 最近すっかりバーチャルSNSの面白さにハマり、1日の可処分時間のそこそこをバーチャル世界で過ごしています。基本的にTwitterに記録を残すようにはしているのですが、あとで見返す用にnoteに日記兼ねてテスト的にまとめることにしました。 読んで面白い内容になるかはわからないのですが、私がどんな風にバーチャル世界での暮らしを楽しんでいるかの一端が伝われば幸いです。 幸甚亭ライブ vol.5、お疲れさまでした!もう幾度か書

バーチャルSNSでDJデビューして「今後のエンターテインメントの形」とか「バーチャルSNSの可能性」を感じた話

5月15日(土)、私はclusterというバーチャルSNS上でDJデビューをしました。 しつこすぎるTwitterでの宣伝で私をミュートした人も多いと思いますが(そりゃそうですよね)、一方でその宣伝のお陰かcluster上のお友達のほかに、リアルの友人/知人/お仕事関係の人にも遊びに来ていただけました、改めてありがとうございました。 バーチャル世界でDJをやるというのは私にとって本当に新しいチャレンジでした。それはこちらの記事で。 である宣伝ツイートにこう書いたんですね

clusterとClubhouseにハマった私が考える新しいSNSの未来

最近の私が活動時間の多くを割いているバーチャルSNS、cluster。SNSらしく交流を楽しみつつ、DJに挑戦してみたり、cluster内の新聞プロジェクトで記者をやってみたり……正直自分でもこんなにハマると思っていませんでした。 一方でclusterで行われている音楽配信を観たあるユーザーが「clusterでは普通の音楽配信以上の魅力が感じられないのでアプリを削除する」というツイートをしているのを見ました。こういったイベントはclusterを触ってもらう最初の掴みとしては

5月が憂鬱ならバーチャル世界にデビューして新しいことにチャレンジしてみませんか?

Vtuberになるとかバ美肉するとか、バーチャル化することが特殊な属性になる時代ではなくなったと思います。自分のなりたい姿になって、活動をするということが当たり前というか。 そこでもし5月が憂鬱なら、優等生的な解答だと現実世界で努力したほうが良いのかもしれないんですが、バーチャル世界で生きて、なんなら新しいチャレンジをしてみてもいいんじゃないかと私は思うんですよね。 私がバーチャル化した理由私はVtuberを名乗っていますが、元々はVtuberになるためにバーチャル化した

メタバースのclusterで始める「ワールド運営」入門ガイド

この記事ではタイトルに登場する単語「メタバース(バーチャルSNS)」「cluster」「ワールド」の意味が分かる人に向けて、ワールド運営の方法や面白さ・メリットを解説します。 僕自身は2020年8月からclusterにて雑談とカジノで遊ぶバー「幸甚亭」を運営しています。営業日には新規の人、常連の人の訪問がそれなりにあり、たいへん楽しくclusterライフを過ごしています。 今回はその面白さを少しでもお裾分けできればと思い、この入門ガイドを書いております。「大人数が来るわけ