『外に出たがっている怒り』

昨日の朝、旦那さんへの気持ちを文字に書いてみようと思った。
自分のなかの思いが、外に出たがっている。
そう感じたから、叶えてあげたかった。

20年くらい前にわたしを裏切ったこと。それがとても悲しかったこと。悔しかったこと。ひとりぼっちでどんなにさびしかったか。だれにも話せず孤独だったか。
どんどん出てくる。
汚い言葉や感情も、どんどん出てきた。
それでいい。
今は、それを表に出してあげないと。

わたしは、あの時…
怒りを出せなかった。
悲しいよって言えなかった。
なんで?どうしてそんなことするの?
どうしてわたしを裏切るようなことしたの?
あまりにも悲しすぎるから、自分でその感情を見ないようにしっかり重い蓋をして隠した。

見たくもない。
あんな汚いもの。
汚い人のこと。

悲しかったけど、何ごともなかったかのように過ごしてきた。数ヶ月前までは。

でも今は、蓋して見ないようにしてたその怒り、悲しみが出たがっている。
どんどん書いてたら、
『もしもあの時、旦那さんがあんな裏切りかたをしなかったら、平らな道をただ幸せに歩いて来られたら… どんな人生だったかな。

あの出来事があったおかげで、こんなに強くなれたし、どんな出来事からも喜びを見いだせる自分になれたのかな。』

そんなふうに、思い始めた。

でも、ふと心の声が聞こえた。
『悲しいよ!まだ悲しみここにいるよー!置いていかないで!!ちゃんと見てよ!!』
って。

怒りを出したい!!
やっと潜在意識にあった、深い深いところに隠してた悲しみからの怒りを出したい!!と、心が訴えていたのに、強く叫んでいたのに…

わたしはまた自然に
『ありがとうや、感謝のほうへ意識がいっていた。』

今は怒りを出して!表に出たいよ!
そう魂からの叫びが聞こえていたのに。
怒りの言葉を出しているうちに、ついつい感謝の言葉を書いていた。無意識だった。

文字にするとよくわかる。

それでも途中で、はっ!!と気がついた。
魂からの悲痛な叫びが、ちゃんと聞こえた。
だから、今、表に出したい感情をぶちまけた。自分の言葉で見えない場所で。たくさん書いた。

これが、幼いわたしが、自然にやっていたことと同じ。

本当はさびしいのに、本当は悲しいのに、その自分の気持ちを抑え込んで、両親やまわりを笑顔にしたくて(これは無意識で)、感情を出せずがまんばかりしていた。

自分を大事にすることは、自分の感情を無視しないこと。

わかっていても、無意識でまたやってしまう。でも今、それに気がつけた。

今はまだ、旦那さんに感謝なんてしなくていい。あの出来事にありがとうなんて思わなくても全然いいんだ。

あの日見ないようにしてた怒りや悲しみを、出す時。

いちばんの親友のわたしが、『うんうん。』って、ずっと寄り添って聞いてくれた。嬉しかった。どんなに悲しかったの?ずっとひとりぼっちでどんなにさびしかったの…。
誰にも言えず…
それでも旦那さんを理解して信じようと思えた。本当は、辛くて苦しかったのにね

あの状況で、よくひとりで立ち上がってきたね!すごいね!って、いいこいいこよしよししてくれた。

そして、
『本当はあの時、旦那さんにどうしてほしかったの?』と聞いた。素直な言葉が出てきてくれた。

わたしは、わたしを絶対に裏切らない。
だから、何でも話せる。
こんな大切な親友は、この世のなかのどこにもいない。

いつでもここにいるよ。
どんなことでも話してね!
もし話をすることを迷ったときは、焦らなくていいよ。
わたしは、いつでもここにいるからね!
どんな汚い言葉だっていいよ。
どんなひどい自分だっていいよ。
そんな自分を否定しなくていいし、怒りだってぶちまけていいんだから!
いつでも聞くからね☺️

わたしには今、こんな大親友がいつもそばにいてくれるんだよ✨この深い安心感は、唯一無二。

彼にわかってほしい聞いてほしい、外側外側へ求めていた数ヶ月前とは、もう全然ちがう。
別世界の安心感。
心がどんどん穏やかになっていく。

今の自分にできることは、
『心の声を聞くこと』
『魂の想いを無視しないこと。』


未来の自分へ。
『自分とどんどん仲良くなっていくよ✨いつもそこにいてくれて、ありがとう☺️』
2023.9/21


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