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高校中退の親友と僕は語る、語る

今週、成人式だったようだ(式として、実際に催されたかどうかはともかく)。僕も、気付けば25の歳になる。成人を迎えたのなんてつい最近の事のように思うが、現実は速い。ゆっくり生きていたいのに。

この間、久しぶりに高校時代の親友と連絡をとった。特に用もないけれど、なんとなく気分でラインしてくれたらしい。高校時代は仲が良かったが、そこから先は完全に別々の人生を歩んでいる。僕の記憶からも一回消えた人だ。今回連絡がなければ、今後一生関わることもなかっただろう。

「語る」なんてタイトルに入れてみたが、実際はライン10往復分ぐらい、他愛もない会話をしただけだ。当時遊んだことも、笑ったことも、全部忘れてしまっている。それでも、久しぶりに連絡をとれて嬉しかったし、懐かしい気分になった。何より、今自分のいる煮詰まった世界から距離を置いて、「自分」と語り合ういいきっかけになった。

成人式は、「20」という数字に理由を付けて、姿だけは目に焼き付けて、「いつかどこかでまた会おう」なんて上辺で呟くものだと思っている。別に「25」に理由を付けて連絡をとってもいいのだろうけど、そこまでするほどのモチベはない。そういう意味で、「20」という理由をくれる成人式には意味があるのだと思う。理由なんて必要ない関係性なら、「20」なんて数字に関係なく、ちょうどよいタイミングで連絡すればいいのだから。

とにかく、20歳というおめでたい数字を迎えられた方、おめでとうございました🎊


ーー

今の僕には、現実は速すぎる。

仕事終わって、ご飯食べて、一日が終わる。実際には数時間なら余暇の時間をとれるのだけれど、体力/気力が持たない。やりたいことは多いのに、やれていないことが多い。このまま歳を重ねていくことに、若干の焦りを感じている。

流れていく現実の中で、あまり肩肘を張らず、やりたいことを少しずつやっていこう、と心に決めた。

「働く」って単に仕事をすることだけではなく、生き方を考えることだと思う。


※本記事は、最近ヘビロテしてる以下の曲を聴きながら書きました。

uyuni - schoOl






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