人を惹きつける文章とは【note】

最近、昔の自分の文章を読んでみて、改めて下手な文章だな、と感じる。

今書いている文章も素晴らしい文章である自信はないが、そうは言っても、ほぼ毎日noteを書いているだけあって、確実に上達しているのだろう。

昔は表現力も乏しかったし、文章を書くスピードも遅かったが、それ以上に、昔の記事は人を惹きつける文章になっていないと感じる。

では、具体的にはどのような部分なのか。

例えば、タイトルのつけ方。私の昔の記事は、コンテンツの結論や一番言いたいことがタイトルになっていることが多い。まるでビジネスメールだ。「○○の件」とでも言わんがばかりのタイトルで、何のトピックスかは分かりやすいが、読まなければいけない訳でなければ読みたいとは思わない。

もちろん、時にはそれが効果的な書き方であることもあるし、肝心な部分をあまりにも引っ張りすぎて、まどろっこしい文章というのも私は苦手だ。

ただ、タイトル読んで「はいはい、あなたの主張はそれね。中身まで読む必要はないわね。」のような付け方も多いし、それこそビジネスメールのクセなのか、どうも結論から書いてしまうらしい。最初の数行を読んでほぼ理解できる構成になっているため、決して人を惹きつける文章ではなく、ニュース記事のような、分かりやすいけど感情移入しにくい文章になっている。

以前も、インフルエンサーさんの記事で「上手いなぁ」と感じる人は、問題提起とリード文が上手だという話を書き、今は上手な人を参考に少しずつ文章を洗練させていっているつもりだが、私の昔の文章は本当にその真逆という感じだ。

もちろん、コンテンツそのものが重要であることは言うまでもないが、知りたいと思わせるような構成になっていることも、人を惹きつける文章として大切な要素なのだ。

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