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自分のワークスタイルから考えた、北鎌倉で提供してみたいワーケーションスタイルとは?

代々木上原から北鎌倉への引っ越しを考えた時、やはりとても考えたのが「働き方(ワークスタイル)」。フリーランスなので、自由に働いていると思われているのですが、案外そうでもないのです。

私の仕事について少し説明します。最初はデザイン制作会社に10年ほどおり、ちょうどウエブの黎明期とも重なり、独学でウエブ全般のことを学びながらできる仕事を拡張してきました。その後、ウエブコンサル系、ネットサービス系の会社を経て2011年フリーランスに。

フリーになってからは主にWebディレクターの常駐案件をメインに引き受けていたのですが、趣味の食べ歩きから食に関するライターやPR業務も複業でやるようになりました。フリーでも兼業的な働き方をしておりました。

ITのお仕事の中でもWebディレクターという職種は最後までリモートがしづらかったと思います。というのもプロジェクトを現場で回すお仕事なので、現場にいるということが依頼先では重要視されていたんですよね。

デザイナーやプログラマー、ライターなどは業務を切り離せるので、早い段階から多くのリモート案件がありましたが、ディレクターについてはやはり最後まで現場にきて欲しいというクライアントの風潮がありました。

しかし、コロナ禍の影響でそうもいってられなくなってきた。そして今回のことで皆さんがリモートでの仕事の仕方が慣れてきたというのもあり、リモートでも可というのがやっと増えてきた感じがします。

そういうWebディレクターをメインでやってきたので、通いを前提で立地の良い代々木上原という場所に長年住んできました。しかし、一年前から代々木上原と東逗子の二拠点生活を始めてから、通いを前提にするのではなく、リモートでもできる仕事の比率を増やしたいという思いが強くなってきました。

ちょうど一つ前の案件がリモートでのやりとりも慣れているクライアントさんだったので、通いだった契約が後半はリモート中心の働き方に。それがきっかけで今後はリモートでできる仕事を増やそうと思い、現在もそのような仕事の選び方をしています。

ありがたいことに、現在数件のお仕事をいただいておりますが、全てリモートOK。クライアントの意識もコロナ禍で大きく変わったなあと実感しています。

今後もその流れは大きくなると思っています。自分の働き方もウエブディレクターの仕事については、基本リモートでの案件をやっていきたいと考えています。

そうした場合、リモートでの仕事は環境がとても大切。コロナ前よりリモートでの仕事をしてきたのですが、自宅で多くの時間を過ごすため気づいたら引きこもって1週間誰にもあっていないというのもざら。気分転換とモチベーション維持がとても大切なことに気づきました。

私の場合、とてもタイミングがよかったのが東逗子のシェアハウスでの二拠点をしていたこと。代々木上原と東逗子の二拠点を行き来し、場所を変えながら仕事をしていました。今でいう「ワーケーション」なのかもしれません。

場所を変える方法は他にもコワーキングスペースやカフェなどもあると思うのですが、不特定多数がいる場所は落ち着かないし、セキュリティ的にも不安はあります。また旅をしながら仕事をするというスタイルも人気がありますが、移動が多いと個人的には落ち着いて仕事ができなかったんですよね。

二拠点というある程度安定した移動だったからこそ、リモートワークでも安定した仕事もできたんだと思います。二拠点というスタイルでの仕事の仕方で効率があがったせいなのか、収入も増やすことができました。

北鎌倉の新しい家では少しやりたいことがあります。これからリフォームに入るのですが、1Fは人が集まれるワーキングスペースとして解放し、2Fはプライベートな居住エリアにしようと構想しています。

イメージは「日帰りワーケーション」。フリーでも会社員の方でも、専業でも複業でも、メインで働いている場所とは違う、そしてカフェやコワーキングスペースとも違う、第三の場所として働けるアジトみたいなものを提供できたら面白いかなと。

ここではリトリート的な要素も入れて、リラックスできて気分転換ができた状態で、仕事ができるというのを体験できる場って、ありそうでなかったと思います。旅行ではなく、移住ではなく、通える範囲でのリトリートやワーケーション。

都会は都会でいいところがあると思いますし、みんながみんな移住や旅行をしながら働けるわけでもない。二拠点生活もハードルが高いのかもしれません。そういう方に向けて、日帰りでのリトリートやワーケーションができる場を作ることで、新しい働き方、自分らしい働き方に気づくきっかけになればいいなあと考えています。

まだ具体的なことはこれからなんですが、興味がある方がいたら是非お声がけくださいね!一緒に考えましょう!

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