ゲームの透明感。キングダムハーツが好きでした。
サンタさんにポケモンを貰ってどハマりして以来、僕はずっとゲームをしてきました。
ゲームの魅力はたくさんあります。没入感を味わえたり、実際にはありえないことを擬似体験できるというのも、ゲームにハマる理由の1つです。
その中でも最大の魅力は、ゲーム世界ならではの「透明感」だと思っています。
ゲームをしない人にもこの感覚を伝えたい!と、普段はあまり書かないテーマですが記事にしてみました。
今までで1番記憶に残っているゲームソフト、
『キングダム ハーツ 358/2 Days』を語りながら、少し話をしていきたいと思います。
『キングダム ハーツ 358/2 Days』とは
キングダムハーツシリーズは、簡単に言うとこういった世界観です。↓
・「心」がテーマ
・ディズニーの世界が舞台のRPG
・鍵の形をした剣「キーブレード」が武器
キーブレードを持つ主人公が、ディズニーの世界を駆け回り、仲間と一緒に敵( =心を持たない者)から世界を救う、といったストーリー。
そして今回紹介する『キングダム ハーツ 358/2 Days』は、敵組織側の視点で描いた物語です。
シリーズ4作目のこのゲーム、未プレイの方にはなんのこっちゃですので、細かな説明は省きます。
この3点だけ押さえてください!
1️⃣主人公「ロクサス」と、同じ組織のメンバー
「アクセル」(赤髪)との、友情の物語
2️⃣ロクサスには、「心」がなく、これまでの記憶もない。ただ与えられた任務をこなす毎日。
3️⃣目的を見出せないロクサスに、アクセルが、「毎日任務を終えたら、一緒にアイスを食べよう」と誘う
これだけだとアイスを食べるゲームみたいなのですが、このゲームにおいて、一緒にアイスを食べるシーンはとても重要なので、ぜひ記憶してください。
ゲーム世界ならではの透明感
透明感とは、「すきとおった感じ」という意味。
この、すきとおった感じが、ゲームの最大の魅力だと思うんです。
作中にこんな1シーンがあります。
アクセル「なあロクサス。俺たちはなんで毎日、あんなところで一緒にアイスを食べてるんだろな?」
主人公「え?」
アクセル「これといって用もねえのにさ。普通に考えたらめんどくさいだけだろ?」
主人公「・・・どうしてだろう」
アクセル「教えてやろうか?それは、俺たちが親友だからだ」
リアルの世界で、友人に「俺たちは親友だ」なんて急に言われたら、あなたはどう思いますか?
僕はきっと、おい、どうした?って思います。
「また一緒に、この夕日を見に来ような」なんて言われたら、え・・・う、うん。ってなります。
きっと、純粋に共感することはできません。
でもゲームをプレイしていると、
「あ、アクセルウウウウウウゥゥゥ!!!!」
こうなります。
僕はこの感覚がとても好きです。
普段の自分にはない感情が、キャラクターを通して自分の中にこみあげる感覚。
リアルの自分じゃないからこそ、純粋なものが純粋に見える、すきとおった感じ。
このゲームソフトに惹かれた理由
中学生の頃、親友と呼べる友人が1人だけいました。ただ、今も親友かというと、残念ながら以前ほどの関係ではありません。
気が合わなくなったわけではないんです。単に文系・理系でクラスが離れたり、別の大学に行くようになって話す機会が減った、それだけの理由です。
今も会おうと思えばいつだって会える。
でも、昔ほどには、心を開けない気もする。
このゲームソフトをプレイしたのは大学生の頃。
このゲームが好きな理由は、自分がなくしたものや、欲しかったけど手に入らなかったものを、ロクサスを通して感じたからかもしれません。
まとめ・ゲーム”クリア”
1本のソフトをやり終えたとき、僕たちはゲームを「クリア」したと表現します。
クリアの語源は、ラテン語のclārusという単語で、「濁っていない」という意味だそう。
「ゲーム」と「透明感」。一見不釣り合いなようでも、案外そんなことないのかもしれません。
まとめます!
✅ゲームの最大の魅力は、ゲーム世界ならではの「透明感」だと思う
✅普段の自分にはない感情が、キャラクターを通して味わえる
✅リアルな自分じゃないからこそ、純粋なものが純粋に見える
(参考: 公式HP)
最後までお読みいただきありがとうございます!