町田DrumsLab.

町田cloud9で開校しているドラムスクール。 初心者も驚きの効果を実感する、科学的な…

町田DrumsLab.

町田cloud9で開校しているドラムスクール。 初心者も驚きの効果を実感する、科学的な根拠に基づくレッスン。 講師/水口彰太 解剖学、バイオメカニクス、スポーツ心理学を学び、別スクールで1500コマ以上を受け持った実績のあるプロドラマー。

最近の記事

モチベーションの維持

動機づけ(モチベーション)には、「内発的動機づけ」と「外発的動機づけ」があります。「内発的動機づけ」とは、「やること自体が楽しい!(好奇心)」、「もっと上手くなりたい!(意欲)」というもので、自分の内面に沸き起こった興味・関心・意欲に基づいています。また、「内発的動機づけ」には、「自分の能力を存分に発揮できている(有能感)」ことと「自分で考えて、定めて実行している(自己決定感)」ことが強く影響すると言われています。これを如何に高めるかが長期的なモチベーションとして大事であると

    • 左足でリズムを刻むべきか

      ハイハットを閉じた左足の踵でエアーで踏みながらリズムを刻む人、いますよね?しかし、プロでも左足でリズムを刻んでない人もいます。一体違いはなんなのでしょうか? ⚫︎左足でリズムを刻むメリット 1. リズムがキープしやすい 複雑なリズムの中でも一定のリズムを刻む脚があると安定的にリズムが刻めます。また、ドラムが抜けるセクションでもリズムキープがしやすくなります、 2.右手でリズムを取る癖が抜ける 初めは右手でリズムを頑張って取ろうとする余りハイハットがうるさくなったり、脚が疎

      • 休息の重要性

        ドラムは楽器ですが、長時間叩けば勿論体を酷使することになります。あまり叩いてないという人でも日々の仕事の疲れなどしっかりと取れていない方がとても多いです。 あなたが上手く叩けない理由はシンプルに疲れているからという可能性があります。今回は5つの疲れの取り方についてご紹介します。 1.充分な睡眠 運動による身体の疲労が休息により回復しても、実は身体全体の疲労が回復しているわけではありません。疲労感を感じる脳は眠ることで初めて休息するのです。脳は体の2%程度の重さしかないのにも

        • ライブパフォーマンスを上げるウォームアップ

          ドラムを叩く前に適切なウォームアップを行うことは、演奏の質を向上させるだけでなく、ケガのリスクを軽減するためにも重要です。以下に、ドラムを叩く前のウォームアップにおすすめの5つのアクティビティをご紹介します。 1: 軽度のジョグ: ドラムを叩く前に、5分程度の軽いジョギングやランニングを行うことで、全身の血液循環を促進し、筋肉を温めます。ドラムを叩くときに必要な身体の準備を整えるため、数分間の軽度のジョグをおすすめします。 2: アクティブストレッチ: ラジオ体操を代表と

        モチベーションの維持

          あなたがリズム感がない理由

          リズムがうまく取れない人はよく"リズム感がない"と思い込んでいる人がいます。しかし、多くの場合、潜在的にはリズム感があるのにそれを引き出せていないのです。 今回はあなたが楽器を演奏する前に改善しておきたいいくつかのことをご紹介します。 1: 体の固さの改善 殆どのリズム感のなさはこれに起因します。リズムが凄いと言われる黒人のフィジカルを想像しみてください。しっかりとした身体でありながら柔らかく、腰を使ってリズムを取っているような気がしませんか?そして、あなたはどうでしょう?

          あなたがリズム感がない理由

          定番ドラム教則本3選

          1: Syncopation"(シンコペーション): 「リズムをマスターするためのドラム教則本『Syncopation』」 「Syncopation」は、アメリカのドラマーであるテッド・リードの著書であり、リズムを学ぶ上で非常に重要な教則本です。 1993年にModern Drummer誌の25 Greatest Drum Booksで2位に選ばれており、ドラムのために書かれた本の中で最も汎用性が高く、実用的な作品の1つです。 「Syncopation」の特徴は、リズムの多

          定番ドラム教則本3選

          シュガーソングとビターステップのドラムソロ解説

          この曲を叩けたらJ-ROCKでは上級者という登竜門的楽曲がシュガーソングとビターステップ。 鈴木さんの自由な遊び心とバンドのキメをこれでもかと押し込んだドラムは一筋縄ではいきません。その中でもドラムソロカオスなギターの中でドラムが大暴れしていて耳コピも至難の技となります。 が、譜面を読んで一つ一つのテクニックをしっかりと練習すれば、常人には到達不可能といった鬼畜曲というわけでもありません。 先ず一行目を見てみると楽曲的には聴き取り辛いですがオーソドックスに16分でタム移動し

          シュガーソングとビターステップのドラムソロ解説

          スポーツ心理学でメンタルコントロールしながら演奏をする

          1.ミスを気にしない方法 ドラムを演奏するときにミスをすることは避けられません。しかし、ミスに対して過剰に気を使いすぎると、演奏に集中できず、緊張感やストレスが増える可能性があります。以下の戦略を試してみてください。 自己話示法(self-talk): ミスしたときにネガティブな自己評価をせず、代わりにポジティブな言葉を使って自分を奮い立たせましょう。例えば、「次に頑張ろう!」、「ミスは成長の機会だ」などと自分に言い聞かせることで、自信を取り戻すことができます。 ミスに

          スポーツ心理学でメンタルコントロールしながら演奏をする

          バスドラムを上手く踏めない人の改善法

          ドラムを叩くことにおいて、先ず最も高いハードルとなるのがバスドラムです。初めは踏み方が判らず、ヒールアップ奏法ができるようになっても少しパターンが変わるだけで途端に難しく感じる 。ゆっくり時間をかけて練習しても中々できない、という場合には、いくつかの原因がかんがえられます。 フォームの重要性: バスドラムを効果的に踏むためには、股関節を正しく使うことが欠かせません。その為には正しいフォームを身につける事が必要となります。股関節は、力強く蹴り込む動作をサポートする役割を果たし

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          【初心者向け】少し変わったBeatも叩いてみたい 洋楽 / 名曲

          リズムという魔法の力が音楽を生み出し、今日も私たちを魅了します。ドラムを演奏することは、その魔法の一端を体験する絶好の機会です。特に8ビートは、ポピュラーなリズムの一つでありながら、その変化や応用の幅広さから、自由な表現が可能なビートの一つとして知られています。もし8ビートを叩けるようになり、いくつかの曲を演奏してみたら挑戦したい、少し変わった応用ビートについてご紹介します。 ■Syncopation 裏拍から表拍へ音が伸びる動き。 1234〜234 といった形で、リズムに

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          ジョンボーナム"ボンゾ"のドラムソロ、フィジカル解説

          ジョンボーナムはドラムマガジンにおいて常に人気投票no.1を誇る、世界的なドラマーです。 ハードロックというジャンルを確立し、パワフルなドラミングでロックドラマーのパブリックイメージを確立したパイオニアの1人で、ドラムリフとも言えるキャッチーで革新的なビートパターンや、現代でいうリニアフレーズ(手足の交互パターン)やバスドラムのダブルパターンを多用したフレーズが主に知られるドラマーとなります。 リニアフレーズにおけるフィジカル的なポイントの一つは前傾姿勢となります。 前

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          【初心者向け】8Beatが叩けたらやってみたい曲 洋楽/名曲

          ■Super Sonic / Oasis ドンタンドドタン。フィルなし。 素晴らしいシンプル設計。 ■We will rock you / Queen 誰もが知るリズム。ハイハットいらず。 ■Jumpin' juck flash / Rolling Stones フィルなしの魅力。ちょっと適当なところはご愛嬌。 ■Have you ever seen the rain / creedence clearwater revival 初心者的には脚数が多いですが、少し頑張れ

          【初心者向け】8Beatが叩けたらやってみたい曲 洋楽/名曲

          ドラマーに筋トレは必要か

          メリット: パフォーマンスの向上: 筋トレにより、ドラマーの筋力と持久力が向上し、演奏時のエネルギーをより効果的に使うことができます。これにより、長時間の演奏や高速化、テクニカルなパートにおいても安定したパフォーマンスを維持できます。 メンタルの向上: 筋トレは身体的な強さだけでなく、メンタルの強さも養います。ドラミングは時に体力的にも精神的にもタフな状況を要求することがありますが、筋トレによってセロトニンやテストステロンの分泌を促し、精神の安定を強めるのことができます。

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          初心者がまずやっておくべき基礎練習

          こんにちは、ドラム初心者の皆さん!8Beatは叩けるようになりましたか?基本のBeatが叩けるようになったら、先ず最初に取り組むべき基礎練習についてご紹介しょう。以下の3つの項目を曲などに取り組む前に練習する時間を作ることで、基本的なドラムの技術とリズム感を向上させることができます。 ストローク練習: ストロークはドラムを叩く際の手首や腕の動きです。正しいストロークの形をマスターすることは非常に重要です。まずはシングルストローク(右手→左手または左手→右手の順に交互に叩く/

          初心者がまずやっておくべき基礎練習