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左足でリズムを刻むべきか

ハイハットを閉じた左足の踵でエアーで踏みながらリズムを刻む人、いますよね?しかし、プロでも左足でリズムを刻んでない人もいます。一体違いはなんなのでしょうか?


⚫︎左足でリズムを刻むメリット
1. リズムがキープしやすい
複雑なリズムの中でも一定のリズムを刻む脚があると安定的にリズムが刻めます。また、ドラムが抜けるセクションでもリズムキープがしやすくなります、

2.右手でリズムを取る癖が抜ける
初めは右手でリズムを頑張って取ろうとする余りハイハットがうるさくなったり、脚が疎かになったりしがちですが、左足でリズムを刻めば右手に頼らなくてもリズムが安定してきます。また、
シンバルがないビートでもリズムを細かく感じることができるでしょう。

3.リズムが細かく捉えられる
左足を4分音符で踏んでいればバスドラムを裏で踏んだ時にリズムを細かく感じることができます。また逆に16Beatのときに細かすぎる手に対して4分音符の位置を明確に捉えることができます。

4.4wayの練習になる
左足のみでハイハットを刻んだりするシーンの練習になり、またそのフィーリングを出す予備動作としても機能します。

⚫︎左足でリズムを踏むデメリット
1.オープン時は踏めない。
左足に頼ってリズムを刻むと今度はハイハットオープンでリズムを刻むときにフィーリングの維持が難しくなります。体でもリズムが取れるようにしておきたいところです。

2.左足のリズムに引きずられる
そもそもですが左足がしっかりとリズムが取れいる必要がありますので、これには練習が必要です。また、グルーヴというのは身体全体で作っているノリなので良くも悪くも左足に依存しすぎるとノリが損なわれてしまいます。使わないという選択肢、使っても体でグルーヴするという感覚が必要です。 

3.静かなパートで音が鳴る
他の楽器が鳴らないシーンで左足をエアーで踏むと、ペダルがしなる音が聞こえてきてしまいます。やはり踏まないでもリズムキープするという選択肢が必要となります。

結果、左足の踵の空踏みはできた方が便利だが、過信すると良くない。そして、実際は身体でノリを作り、左足を使う際も身体連動的に動かせるとベターです。

左足を使う練習を知りたい方は👉

町田Drums Lab.
https://shtmz69.wixsite.com/drumslesson

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