賞味期限5秒の「なま炭酸せんべい」って?!
有馬温泉は日本三古湯の一つと言われ、金泉(赤茶けた湯)銀泉(透明の湯)の2種類の温泉が楽しめます。
その有馬温泉で一番の名物は「炭酸せんべい」です。
「炭酸」と「せんべい」って、なかなか結びつかない言葉ですよね。
名前から「食べるとシュワシュワするのかな?」と想像してしまいますが、炭酸せんべいは、シュワシュワしていません。
明治の頃、有馬温泉に湧き出る炭酸泉をせんべい作りに使用したことが始まりとされています。
炭酸水で小麦粉、砂糖、でんぷん、食などを練り、伝統の製法で焼き上げたのが炭酸せんべいです。
炭酸水を用いることで、パリッと下軽い食感のおせんべいに焼きあがります。
バター、卵、添加物を一切使用せず薄く、パリッとした食感で素朴なお味の中にも独特の風味があります。
そんな炭酸せんべいを、焼きたての柔らかな状態で食べられるのがの「なま炭酸せんべい」です。
ただし、やわらかな”なま”炭酸せんべいを楽しめるのは、焼きたての5秒間だけ。
そんな、「なま炭酸せんべい」を食べてみたいと思い、寒風の吹く中、行列の後ろに並んでいると、ガラス張りになった作業場で職人が一枚一枚丁寧に焼いているのが見えました。
焼き上がると型から剥がして、まるでクレープのように紙に包んで渡してくれます。
その時、店員さんが「5秒以内に食べて下さい」と一言。
慌てて、ひと口かじると、ふにゃとして確かに柔らかい、でもふた口めからはどんどん食感が変化してパリパリになっていきます。
おー?!これが、なま炭酸せんべい?!って、ちょっと感動したが、正直言って一度体験したらもう良いかな。
3枚で100円、「湯の花堂本舗」さんでのみで食べることが出来ます。
普通の炭酸せんべいは知っているが、なま炭酸せんべいは知らないという人は、一度は体験されることをお勧めします。
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