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親の期待が子どものプレッシャーになる理由は、これでした!




私が超熱血ママを張り切ってやっていた頃、親が励ませば子どもにはそれがパワーとなって届いているものとばかり思っていました。



それがどうやら、全く違っていたらしいと気が付いた時には、娘は高校を卒業した後でした…。もう子育て終わってしまったよ!!と後戻りできない時の流れにアワアワしたところで遅かったとしても、その瞬間から子どもへのNGワードにはかなり敏感になりました。


そのNGワード気になりますか?
こちらの記事で、とても詳しく紹介されていました。

(以下記事抜粋)

実は否定している言葉

○励ましの言葉

  1. 「もっといい成績を取れるはず」

  2. 「君ならもっと上手にできる」

  3. 「他の子はできてるよ」

  4. 「いつも通り、上手くやったね」

  5. 「いつも頑張ってて失敗しないよね」

  6. 「よくできたけど、こうすればもっと良かったのに」

励ましてそうで励ませていないですよね。
もちろん、子どもとの関係にもよりますが、
プレッシャーに感じたり、
自分は全然できていないんだと否定的になったり、
子どもの中で抱え込んでしまう場合があります。

頭では分かっていても、
本能的に刷り込まれると、
自己肯定感が低い状態になってしまいます。


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私が娘によく言っていたのは、1番・2番・6番でした。よく「もっと」を使って褒めたり励ましたりしちゃっていました。それが娘のプレッシャーの上塗りになるとは思いもせずに、プラスになっているであろうと信じて励ましたり褒めているつもりでいました。


もう完全なる「もっと星人」でした。
私がいくら表面上は娘を褒めようが励まそうが、もっとやらないと認めてもらえないと感じた娘は、今のままじゃダメだと足りないことばかりに目が行ってしまい、常に不足している気がして現状に満足ができるわけがなかったのです。


自己肯定感とは、今の自分のあるがままを認める力ですから、不足感を募らせて行った先には自己肯定感を持てないことのコンプレックスが待っていました。


私はもちろん良いことだと思っていたので、突如NGワードになってしまった時にすぐには止められませんでした。


意識をしていても、「もっとああすれば、こうすれば…」と、つい口に出していたり、息を吐くように自然に出てくるNGワードに気が付く度に悶絶しました。


昔はお正月と言えば、志村けんさんと鶴瓶さんとナイナイの皆さんが英語禁止のボウリングを観て笑っていましたが、ダメだとわかっていても、慣れ親しんでいる言葉を出さないようにするのは難しい…。

「志村&鶴瓶のあぶない交友録」は楽しかったけれど、子育てのNGワードは全然笑えません。口から出てしまう度に自己嫌悪だし、こんなに簡単に出てくることにも恐怖を覚えました。


知らなかったでは済まされない恐怖心と戦う時間



実際、本当に知らなかったわけですが、だからと言ってそれならしょうがないよねってオールOKにはならない事態です。子どもの自己肯定感が低いのは親の言葉が原因だったと知って、平気でいられるわけがありません。

言葉が脳内に浮かぶ度に、その頻度にドン引きでした。どんだけこの思考は溢れてくるの?と自問自答するほどに止まることなく温泉掛け流しのように溢れて脳内を流れて行くわけです。



NGワードを言わないだけでは不十分な理由



言わなければ、とりあえず子どもへの害はない!!なんとか自分の中でせき止めようと思いましたが、なんせ止まることがないのでつい言葉にしてしまいたくなるのです。


言いたいのに言えないと悶絶するしかありません。プルプル震えながら、言葉を飲み込んで子どもに対して「もっとこうしたら?ああしたら?」を封印しました。


その時は、言うよりは言わない方がマシなだけで、子どもの対する考え方は同じままでした。自分の思考が同じだと私が見る現実は変わりません。


もっとこうすれば?と思うことが相変わらず見えるし、それが気になるし、言わなければ子どもはそれを直せないと思ってしまいました。



NGワードが子ども自身を否定することで、それが自己肯定感を持てなくさせると理解しても、私は言わずにいられない衝動を抑えるのに必死でした…。



親も楽になる方法はNGワードを「言わない」から「浮かばない」への変化のみ



私に残された道は、現実の問題を見えないフリをして言いたいことを言わないように我慢をし続けるか、そもそもNGワードが浮かばないように思考を変えるかの2択でした。


私は迷うことなく楽になる方法を選びました。プルプル震えて悶絶する現実を変えたのです。これはダメだと思うだけでは、無意識レベルの潜在意識まで深くなっている思考は変わりません。


それは脳の仕組み上無理なのです。
ダイエットなど決意をしたのに3日坊主になってしまうのも、私たちの意思の弱さではなくて、脳が正常に働いていたからと知った時にこれはなかなかのチャレンジだなと思いました。


でも、脳の仕組みを逆手に取ればいいのか?!と閃いたら、サクッといけました!!


まずは、どれだけ子どもを否定する言葉を使いたくなってしまう自分なのかを知りましょう。


下記の記事中にある熱血ママ卒業ワークをやると「どれだけ」の部分が可視化できます。


知ることが最初のステップであり、自分へのダメージも大きいのですが、思考の正体が見えてしまえば同時に怖くなくなります。


夜道で1人歩いている時にレジ袋が風で浮いていたら、お化けかと思って怖くなりますが、レジ袋だとわかった瞬間に恐怖心を再度抱くことはできなくなるのと一緒です。


次回の記事で、私が脳の仕組みを逆手に取った方法を大公開しますのでお楽しみに!









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